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ジュースのパッケージの秘密
コンビニやスーパーで売っているジュースのデザイン。
一見自由にデザインされているように見えますが実はちゃんと決まったルールがあるんです。
実はジュースはそのジュースに含まれている果汁の割合でパッケージに使用できるデザインが決まっているそうです。
例えば濃縮還元などの果汁100％のジュースはリアルな果実やスライスした果実の断面図のイラストが使用可能でそれ以外のジュースは駄目だそうです。
さらにそれ以外にもルールがあり、果汁が100％に満たされていなくても５％以上含まれているのであれば果実表面のイラストは使用可能だそうです。
また果汁が５％にも満たないものは果実のリアルなイラストも使用できないそうです。
なぜこのような制度が？
これには果実飲料等の表示に関する公正競争規約規約第４条というものにで規定されているからです。
清涼飲料水以外のデザインは？
しかしお酒、粉末飲料、紅茶飲料、乳飲料、合成レモン、野菜ジュースなどはこの規約では縛られないので断面図のデザインを使用可能だそうです。
そのためこれらの商品は果実の断面図を使ったデザインが多いです。
このように普段何気なく買っている飲料にはいくつものルールがあり、それに則ったうえでデザインされているということです。