緑茶、烏龍茶、紅茶。
日本人ならどれも身近なお茶だと思いますがこの3つ、同じ葉から出来ている事を知っていましたか?
どれも全然違う味ですよね…。それが同じ葉から出来ているなんて、私も最近まで知りませんでした。
ではこの味の違いはどうやって出しているのでしょう?
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そもそもお茶っ葉の作り方って?
私はただ乾燥させるだけだと思っていました。
緑茶は緑茶の葉を…烏龍茶は烏龍茶の葉を乾燥させれば出来上がりだとばっかり。単純です。
実際は、摘み取った後に蒸したりもんだり、炒ったり発酵させたりという製造工程を踏んで、最後に乾かしたら出来上がりなのだそうです。
緑茶・烏龍茶・紅茶の味の違いはどうやって出しているの?
先述の製造工程を変えることによって、この3つの異なる味を引き出しているのだそうです。
簡単に説明すると、まず「緑茶」は、蒸す・もむ・乾かすといった基本的な製法で作られます。
その基本的な製法に「発酵」という過程を挟むのが「烏龍茶」と「紅茶」なのです。
お茶の葉には「酸化酵素」という発酵する成分が含まれています。これは火にかけると失われるそうです。
緑茶は発酵させませんのですぐに火にかけ、「烏龍茶」や「紅茶」は発酵させてから火にかけます。
この発酵の度合いを低めにしたのが「烏龍茶」、高めにしたのが「紅茶」となります。
この違いで、同じ葉から違った味を引き出しているとは驚きですね。
一体最初に誰が試してみたんでしょうね…?