わかっていても、ついつい飲んでしまうお酒。
特に、二日酔いの辛さがわかっているのに、盛り上がってしまったり、その日の気分でお酒の量が増えてしまう。
お酒を飲む人なら誰でも経験することでしょうが、二日酔いの予防のために、お酒を飲む前と飲んで寝る前にすべきことがあるのです。
あの、辛～い二日酔いを予防するための、お酒を飲む前と、飲んで寝る前にすべきポイントをご紹介します。
二日酔い予防のために飲む前にやること
お酒を飲む前にはペットボトル1本分の水、またはお茶を飲むことをおすすめします。
その理由は、アルコールには利尿作用があって水分が少ない状態でお酒を飲み始めると体から水分が排出されて、脱水状態になりやすいのです。
二日酔いで頭痛や吐き気を感じるのは脱水症状が原因なのです。
またお酒を飲めば飲むほど脱水の状態となってのどが渇き、さらにお酒を飲んでしまうという悪循環となってしまいます。
次に、二つめのポイントとしてたんぱく質（乳製品）の摂取を挙げます。
空腹の状態で刺激が強いアルコールを摂取すると胃の粘膜にダメージを与えてしまいます。
また、空腹の状態ではアルコールの吸収を早めてしまうため酔いが早くなります。
牛乳やヨーグルト、チーズなど消化に時間がかかるたんぱく質を含んだ乳製品をお腹の中に入れておくと、二日酔い予防になるといいます。
二日酔い予防のために寝る前にやること
お酒を飲んで寝る前には、まず、水分をしっかり補給しましょう。
アルコールの作用で脱水状態になると、血液中の水分も少なくなって、「ドロドロ血」となり、体調悪化の原因となります。
次に、二つ目のポイントは熱いお風呂やサウナに入ることは避けることです。
熱いお風呂やサウナは汗をかくために、体から水分を出してしまいます。
アルコールの作用によって脱水状態となりやすい体にさらに追い打ちをかけるように水分を奪わせることになりますので、二日酔い予防のためには、寝る前には避けておきましょう。
どうしても入りたい!という場合は、入浴前と後にしっかりと水分補給することが大切です。
まとめ
○二日酔いの予防のためにお酒を飲む前にやるべきことは、ペットボトル1本分の水かお茶を飲むこと、牛乳やヨーグルト、チーズなど消化が遅いたんぱく質を含む乳製品を食べること。
○二日酔いの予防のために寝る前にやるべきことは、水分補給と、熱いお風呂やサウナには入らないこと。
ついつい飲み過ぎてしまうのは仕方がないことですが、翌日の事も考えて、お酒はほどほどに。
また、つい飲み過ぎてしまっても、しっかり水分補給することなどで辛い二日酔いを予防しましょう。