レジャーで野外に長くいたときに、唇がヒリヒリと痛いことはありませんか?
実は唇はメラニンも少なく、皮も薄いため日焼けをしやすい箇所です。
日焼けしてもメラニンが少ないため色が黒くなるわけではないので、唇の日焼けは気づきにくいとも言われています。
対処をしっかりしないとシミや黒ずみになりやすく、水ぶくれができてしまうこともあります。
唇が日焼けで痛いときにしてはいけないことや、予防、正しいケアをご紹介します。
唇が日焼けすると
気づきにくい唇の日焼けですが、外出後に唇の状態がこんなときには日焼けの可能性があります。
・唇に痛みがある
・乾燥してカサカサと皮が剥がれてくる
・腫れたり水ぶくれができている
水ぶくれができてしまうほどの日焼けはヤケドのような状態です。
早急に対処するようにしましょう。
唇の日焼けを防ぐ方法と正しいケア
身体や顔は外出するときに日焼け止めを塗っていくという方も多いですが、唇の日焼けも痛くなるまえに対策することができます。
日焼けによって唇が痛い状態になる前にしておきたい対策は…
・日焼け止め効果のあるリップクリームを使う
・帽子や日傘で日焼けしないようにする
逆に、唇が日焼けしてしまったときにしてはいけないことは次の3つ
・刺激が強い食べ物を食べる
・顔洗った後にタオルでゴシゴシ拭く
・日焼けの乾燥ではがれてくる唇の皮を剥く
日焼けをしてしまったら3日間ほどは唇にダメージを与えないように注意しましょう。
唇の日焼けが痛いときには次のケアが有効です。
唇をしっかり冷やす
氷を入れた水で冷やしたタオルや保冷剤をハンカチでくるんで、痛い唇の日焼けを冷やしましょう。
ワセリンやハチミツ、オイルでパックをする
ワセリンやハチミツもしくはオリーブオイル、ホホバオイルなどのオイルを唇に塗ったら、食品を保存するときに使うラップを貼って5~10分ほど放置します。
唇は日焼けすると水分が逃げやすくなるため、乾燥してカサカサになるのが厄介です。
唇がひび割れたり皮がむけてしまうと無意識のうちに舐めてしまったり、気になって触ってしまい状態が悪化します。
パックをして水分を逃がさないようにすると、日焼けの悪化を防く効果もあります。
まとめ
あまり唇の日焼けに意識したことがなかった方でも、日焼けから黒いシミになってから治すのは時間がかかるので予防してみてはいかがでしょうか。
もしシミになってしまった場合も日焼けしたときと同じケアを続けることで、肌のターンオーバー時に薄くなる効果が期待できます。
ただし、痛い状態が続くと重症化している可能性がありますので、痕になる前に病院へ行くようにしましょう。