めまいには症状が軽くて少し休めば回復するものから、仕事が手につかなくなったり生活に非常に差し障るものまでいろいろなケースがあります。
筆者自身も筆者の父もめまい持ちで、体調の悪いときにはめまいに悩まされることがあります。
原因のわからないめまいは本当に辛いですよね。
この記事では寝不足や貧血でめまいが起きてしまった場合の対策について書いていこうと思います。
寝不足でめまいが起きた時の対策は?
寝不足には一時的な寝不足と慢性化している寝不足があります。
一時的な寝不足には、座ったままでも構わないので短時間の仮眠をとるのが一番の対策ですが、なかなかそうもいきませんよね。
寝不足で頭も体もフラフラしているときに起きるめまいは、いきなり立ったときに目の前が真っ暗になるタイプのめまいではないでしょうか。
いわゆる「立ちくらみ」というもので、筆者も中高校生のとき学校のグランドで「起立」と言われると、よく立ちくらみがしたものでした。
このタイプのめまいにかかりやすい人は、寝不足などで疲れがたまっている時には勢いよく立つことを控え、全身ゆっくりとした動作をすると体や頭に負担がかからないで済みます。
「起立」と言われる前に腰を軽く浮かせておくなど、時間差を利用してゆっくり動くようにしてみるのはどうでしょうか。
貧血でめまいが起きた時の対策は?
筆者は貧血持ちでもありまして、ここ数年血液検査で「貧血」を指摘されています。
ヘモグロビンの量が少ないため、酸素を上手く体のすみずみまで運べなくなるらしいんです。
貧血のめまいでも症状の原因となっている「貧血」を治すのが一番の対策となります。
牛肉、ほうれん草、レバーなど意識して食べるようにしていますが、食品からで足りないと感じる時にはヘム鉄のサプリも利用しています。
毎日欠かさず飲むほどではなく、思い出したら飲む程度ですが、食事の補助サプリとしてとても役立っていると思っています。
貧血によるめまいの場合、先の「立ちくらみ」のほか、頭がクラクラ揺れるような不安定さを感じるかもしれません。
頭をいきなり動かさないようにする他、壁などつかまることのできる所を探して立つなど、頭を負担なく起こす工夫をしてみてください。
ストレス軽減でめまいはよくなる?
めまい持ちの場合、ストレスが軽くなるだけでめまいの症状が消失することがあります。
筆者の場合、耳鼻咽喉科でめまいの薬を処方されて2週間服用したのですが、薬で揺れを外側からストップさせようとしたので頭がボーッとしたようで症状の解決にはなりませんでした。
ところがストレスに感じていたイベントの日が終わった次の日から、めまいは綺麗サッパリ出なくなり、薬もいらなくなりました。
筆者の父もめまいの出方はストレスの影響が大きいと言っていて、薬を飲みつつ高齢者なのでストレスをためないように心がけているとのことです。
仕事、対人関係など、ストレスのたまる出来事を1つずつでも減らしていけたらいいですよね。
まとめ
寝不足、貧血など、体に負担がかかるとめまいが起きてしまうことがあります。
めまいは病院の薬だけでは治すのに時間がかかるため、休息を取る、栄養のある食品を食べるなどで改善したらいいですよね。
今すぐできそうなことは、勢いよく立ち上がらないようにするなど、頭部が急激に動かないですむように工夫することかと思います。
そしてめまいの経験上、めまいにはストレスが一番大敵だと思っています。
ストレスのたまりそうな事、たまりそうな相手を避けるなどできる限りやってみて、たまったストレスは遊びや会話、スポーツで健康的に発散しましょう。