風邪の予防で大切なのは手洗いとうがいです。うがいをする時に、うがい薬を使っている方も多いのではないでしょうか。
そのうがい薬の代表がイソジンですが、実はイソジンを使っていれば風邪を引かないわけではなく、風邪予防には水だけでうがいをした方が風邪を引きにくいというデータが出ています。
イソジンは本当に風邪予防になるのか?
うがいは風邪にとって有効な予防法ではありますが、イソジンは本当に必要なのでしょうか。
過去に全国の387人を対象にした調査が行われています。
うがいをしていない人と水うがいをしている人を比較すると、水うがいをした人は、風邪を引く確率が40%減少しました。
しかし、イソジンを使った人とうがいをしていない人の風邪の発症率は変わらないという結果が出ました。
どうやらイソジンは、喉にいる正常な菌まで殺してしまい、それが風邪のウイルスを侵入させてしまうことになるそうです。
水うがいで十分に風邪は予防出来る。
外から帰って来たら、清潔な手とコップでうがいをすることが大切です。
まず口を洗いで、それから上を向いてガラガラとうがいをしましょう。数回繰り返すと効果的です。
また近くに風邪を引いている人がいたり、風邪の人を看病した時にも手洗いと同時に水うがいをした方が良いでしょう。
まとめ
口内炎や口の中を消毒したい場合などには効果的なので、そういった場合にはイソジンを使うと良いでしょう。普段のうがいは水うがいで十分です。
緑茶うがいや塩うがいなど、効果的なうがい方法はありますが、まずはきちんと基本の水うがいの習慣を身につけて、風邪を予防することが大切です。