風邪を引いているときに、カイロで体を温める時、ポケットに入れたカイロを握っているだけ・・・という事はありませんか?
風邪の時に、ツボを意識してカイロを当てると効果的です。
「体全体が温まって、頭痛がラクになる」「首筋のコリがほぐれて、回復が早まった」という人が多いんですよ。
では、風邪の時に効果的なカイロを当てる場所をご紹介しましょう。
風邪に効果的な場所:その1『風門(ふうもん)』
首を前に倒したときにボコッとでる骨から背骨をなぞって、2つめの突起から左右に指幅2本分離れたところにあるツボ。
指圧しても良いのですが、この風門をカバーする様にカイロ当てると、体が温まり、風邪症状がラクになります。
シャツの後ろ側に貼ると手軽に風門を温めることが出来ます。
風邪に効果的な場所:その2『大椎(だいつい)』
首を前に倒したときにボコッと出る骨のすぐ下に、第七頸椎(だいなな けいつい)のとげ突起があります。
ココにあるのが大椎というツボです。
小さめの貼るカイロを利用して温めると、風邪に効果的です。
大椎を温めるだけで、全身が温まり、頭痛や首こり、肩こりがラクになります。
風邪に効果的な場所:その3『風池(ふうち)』
首の後ろの耳たぶを結んだライン、頭蓋骨の際に左右対称にあります。
自分で風池に親指を当て、頭全体をもむようにマッサージすると痛気持ちいいですね。
シャツに貼ってというわけにいきませんから、バンダナを使うと良いですね。
①中央にカイロを包んで、三角に折る。
②カイロが飛び出さないように巻いて、ひも状にする。
③風池にカイロが当たるようにして、おでこで結ぶ。
コレなら、手で押さえていなくても温め続ける事が出来ます。
洗顔で使うヘアバンドの間に挟んでも良いですね。
気持ちいいのですが、温度があがったまま、髪の毛に直接触れる当て方をしていると低温火傷が心配ですから、長く使う時には、ガーゼやハンカチを挟んで使うなど、様子を見ながら使いましょう。
まとめ
○ 風邪に効果的な場所は、「風門」「大椎」「風池」
○ 首筋から背中にかけてをカイロで温めると、風邪のひきはじめに効果的
「風門」「大椎」「風池」は風邪気味を感じたときに温めると効果的なツボです。
指圧でも気持ち良いですが、カイロを使って温めると、より効果的に体を温めることが出来ますし、お灸よりも気軽に使えて、頭痛や体調の悪さに効果的です。
ゾクッときたときや、風邪の引き始めにおすすめです!
肌に直接長い時間当てていると、低温火傷が心配ですから、気をつけてくださいね。