緑茶は、ホッと一息入れるのに欠かせない飲み物ですね。
緑茶古くから毒消し効果があるとされてきましたが、近年になって、ビタミンC、カテキンには抗酸化作用・殺菌作用があるとわかり、健康効果が注目されています。
そんな緑茶の、風邪の予防効果についてご紹介しましょう。
緑茶でうがいは殺菌効果がある?
紅茶のテアフラビン、緑茶のカテキンが殺菌作用を持っていることが知られています。
お茶の葉に含まれるカテキンが発酵して赤くなったものが、テアフラビンですから、紅茶同様、緑茶にも殺菌作用があるのです。
緑茶でうがいをすると、百日咳やマイコプラズマといった菌類を滅菌する事が出来ます。
うがいに緑茶を使うのは風邪予防にも効果的です。
口や喉から入り込む菌を洗い流して殺菌し、粘膜に潤いを与えてくれるので、緑茶でのうがいは風邪予防に役立つのです。
緑茶の健康効果が風邪予防に役立つ
緑茶はカテキンやフラボノイド、ビタミンCが豊富で抗酸化作用が高く、インフルエンザ予防に役立つという研究結果が示されています。
アメリカの栄養学の専門誌が2000人の子どもたちを対象に調査を行ったところ、1日に2杯程度でもインフルエンザにかかる率が減ったのです。
静岡大では、緑茶には抗ヒスタミン効果があるという研究結果が発表されていますし、浜松医科大の研究でも、緑茶を飲むことによって風邪をひきにくくなるという事があきらかにされています。
適度にカフェインが含まれている事も、頭痛をやわらげたり、気分をスッキリさせるのに役立っています。
緑茶は、13世紀に書かれた文書に“心臓・肝臓など五臓に良く、長生きの秘訣だ”という意味のことが書かれています。
健康に欠かせない薬として受け止められ、広まっていき、ヨーロッパでも、緑茶や紅茶が飲まれるようになっていきました。
体の毒を払って風邪を予防するちからが、お茶にはあるのです。

まとめ
○ 緑茶のカテキンの持つ殺菌作用があるので、うがいに使うと良い
○ 緑茶の成分はからだの免疫力をアップさせ、風邪予防効果をあらわす
○ 緑茶は抗ヒスタミン効果があり、風邪やインフルエンザの感染予防に役立つ
緑茶には殺菌効果があるので、うがいに使うと口の中や喉から入る風邪菌を減らす事が出来ます。
そればかりか、ヒトの免疫力をアップさせたり、健康を保つのに欠かせない抗酸化作用、新しい細胞を創り出すのに必要なビタミンCが豊富といった、風邪に感染しにくくなる条件を整えてくれる成分を含んでいます。
1日1~2杯の緑茶で風邪やインフルエンザ予防できるなら、緑茶を毎日の習慣に是非、取り入れたいですね。