囲碁の碁石は石じゃない?


囲碁で使われる碁石。

白石と黒石があります。

「石」というからには当然石で出来ていると思いますね?ところが実はこれ石じゃなかったんです!

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黒石は石です

黒石は「那智黒石」(なちぐろいし)という石で出来ています。

地中から採掘されます。三重県の熊野市でしかとれません。

とても貴重な石です。

碁石の他に庭園などで使われることもあります。

石じゃないのは白石

白石は実は「ハマグリ」でできているのです!そうです。

貝です。石じゃなかったんですね。宮崎県の日向市が有名です。

貝殻をくりぬいて作ります。大きい殻からは10個くらいしか作れません。

とても貴重です。そしてとても手間がかかりお金もかかります。

碁石をセットで買う場合、代金の多くは白石にかかった費用になります。

また厚みがあればあるほど値段が高くなります。

プラスチックやガラスもある

碁会所などで一般的に囲碁を打つ場合は高価な碁石は使いません。

プラスチックやガラス製が主でしょう。

高級な碁石は数万円するものもあります。

もし家の物置や押入れに眠っている碁石があったらそれがガラスなのかハマグリなのか調べてみましょう。

見分ける方法はカンタンです。

ガラス製の白石は真っ白でツルツルしていますが、ハマグリから作られたものは縞模様が入っています。

中古ショップで買い取ってもらうとかなりの値がつくことがあるかもしれません。

でもそれだけ高価な碁石なら所持していた人はかなりの腕前だったのかも。

その血筋を受け継いでいるのならこの機会に囲碁を始めてみるのも良いかも?

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