ワイシャツの首の周りの黒ずみや黄ばみは悩みのタネです。
節約の意味も込めて、自宅で洗濯する方が多いと思いますが、下洗いしないと汚れが蓄積して黄ばみやシミになっていきます。
ワイシャツの黄ばみ防止に良い方法をご紹介しましょう。
付いたよごれをしっかり落とす!
ワイシャツの洗濯のときには、ちょっと一手間かけると黄ばみを防止できます。
ワイシャツの皮脂汚れは、洗濯機に入れて回しただけでは落とし切れません。
① 固形石けんをこすりつけて歯ブラシでこする。
② 液体のエリ袖口専用洗剤を塗る。食器洗い用でもなかなか落ちます。
③ 重曹大さじ2/500mlのぬるま湯でもみ洗い。クエン酸を大さじ1/500mlぬるま湯でもみ洗い。
この3つのどれかをしてから洗濯機にかけるとかなり皮脂汚れを落とすことができます。
黄ばみとりには、『重曹+酸素系漂白剤+70℃のお湯』が最強です。
70℃くらいの500mlのお湯を用意し、大さじ2杯ずつ重曹と酸素系漂白剤を溶かします。
この洗濯液を黄ばみの気になるエリ周りなどに塗って歯ブラシで軽くこすってから、洗濯機にかけます。
手を入れているのが熱いくらいのお湯を使うことで、漂白剤の効果が高まります。
もし、スチーム洗浄機を持っているなら、この洗濯液を塗り込んでスチームを当てるとかなり頑固な黄ばみも染み抜きすることができます。

汚れを寄せ付けないためにはコレを使う!
次回からの汚れ落ちをよくするには・・・
① キーピングなどのり付けする。スプレータイプならポイントづかいもしやすい。
② BP(ベビーパウダー)をはたいておく。
皮脂汚れが繊維にしみこまないように、膜を作ってあげると黄ばみ防止になります。
洗濯のりを溶かして使うタイプもありますが、エリや袖口にスプレーして使うタイプもあり、アイロンがけの時にシュット吹きかけてパリッとさせると、プロの仕上がりになります。
また、ベビーパウダーを軽くはたいておくと、サラッとして摩擦が起きにくくなることと、繊維のスキマにパウダーが入り込んで皮脂汚れの浸透を防いでくれるので、汚れ落ちが良くなります。
まとめ
○ ワイシャツの黄ばみ対策では、皮脂汚れを落としきる事がポイント
○ 黄ばみの染み抜きでは、重曹と酸素系漂白剤を温水で使う
○ 汚れを付きにくく落としやすくするには、洗濯のりかベビーパウダーが有効
ワイシャツの黄ばみ防止には、下洗いをしてから洗濯機にかけることが大切です。
洗濯機だけでは落とし切れない皮脂汚れがたまると、シミになってしまいます。
時々、酸素系漂白剤を70℃のお湯で溶かした洗剤液で黄ばみ取りしておくとシミができにくいですよ。