エアコンの効きが悪い、アイドリングがおかしいなど、不調に気付いて調べたらバッテリーの劣化が原因だったなんてことがありますね。
バッテリー交換の相場と時期についてまとめて見ましょう。
バッテリー交換相場は?
だいたい1万円~3万円程度となっています。
①ディーラーや整備工場で購入交換をしてもらう
⇒2万円~3万円
*容量が大きければバッテリーそのものの価格も高くなりますし、工賃も含まれるため。
②カー用品店でバッテリーを購入し自分で交換する
⇒1万円~2万円(上手くいけばもっと安い)
*軽自動車など1万円しない事もありますが、誰でも簡単というわけにはいきません。
バッテリーそのものの価格は車種、純正品かどうか等によって変わってきます。
中には再生バッテリーというものもあります。
ただ、機械にあまり強くない、プロの手で安心確実に作業してもらった方が安心という場合には、ディーラ-や、整備工場にお願いするのが良いでしょう。
バッテリーの寿命はどれくらい?
およそ2年から5年程度です。
乗り方によって寿命は変わってきますが、買い物などのチョイ乗りが多い場合は、バッテリーの寿命も短くなる傾向があります。
・エンジンのかかりが鈍い(セルモーターの音が鈍い)
・エアコンの効きが悪い
・バッテリー端子に粉が吹いている
こんな症状が思いあたるようなら、バッテリーの寿命が近づいていると考えて良いでしょう。
2年から3年で急に頼りなくなるという事もあります。
特に夏は、エアコンの電力消費が大きいので、弱っている事に気付かずにバッテリー上がりを起こしやすい季節でもあります。
バッテリー液の補充、充電など点検整備をしていきなりのバッテリー上がりを起こさないように機をつけたいですね。
エコカーのバッテリーは特別なの?
低燃費仕様車や、アイドリングストップ機能がついている車のバッテリーは従来品とは違ったバッテリーを搭載しています。
・低燃費仕様車
必要以上の発電を抑える「発電(充電)制御」に対応したバッテリー
・アイドリングストップ車
短いサイクルでエンジンのスタート・ストップを繰り返す事に対応した、耐久性の高いバッテリー
純正品をすすめられる確率も高くなりそうですが、車そのものの性能を引き出して安全に使うためには必要な事のようですね。
まとめ
バッテリーは車の電気系統の制御を行うのはもちろん、エンジンをかけるセルモーターを回すのに必要な電気を供給しています。
交換には2万円~3万円ほどかかってしまいますが、快適に乗るには必要なメンテナンス費用といえそうですね。