仕事で冷静な判断が出来ないのはどんなときでしょう?
感情的になっているときや、失敗を恐れて消極的になっているときなどに、あとで後悔する事が多いのでは無いでしょうか。
冷静な判断を下したい時に必要な3つのポイントについてまとめて見ましょう。
仕事にふさわしい判断基準を見極めるには?
多くの仕事の最終目標は、『お客様の満足の対価として成果を上げる』事ではないでしょうか。
売り上げを伸ばすことを優先して、お客様の望む商品とズレたものを勧めたり、マニュアルを鵜呑みにした対応をしていては、判断力があるとはいえません。
仕事に新しいやり方を導入するか判断する場面でも、スタッフを増やさず乗り切るのか、バイトや外注を使うのか、仕事の量や質、流れを踏まえた判断基準を持っている事が必要です。
状況に応じて最善の方法を選択するには・・・
・感情や気分に流されない判断基準
・目先の利益にとらわれない判断基準
客観的な判断をするための基準になるものを持っている事が必要です。
判断基準を裏付ける根拠があるか?
次に、判断基準の裏付ける根拠が揃っているか検証しましょう。
飲食店での席の案内を例に考えてみます。
1人のお客様なので、マニュアル的にはカウンター席に案内しますが、店内が空いている時間帯である、荷物が多いといった場合には、ゆったり座れるテーブル席を提供したしたほうが喜ばれます。
経験と開き直りが判断力を支える
こうした状況を見て判断する力は、経験と開き直りが支えてくれるのです。
成功体験を持っている事はもちろんですが、失敗体験からも多くのことが学べます。
判断基準のズレを失敗経験から修正する事が出来れば、メリットが大きいことになります。
・ある程度の失敗は覚悟の上、目的を達成出来るか
・経験に照らし合わせて判断基準を見直す
経験値を積んで、より客観的に判断出来れば、どんなことも想定内として余裕ある対応が出来ます。
まとめ
冷静な判断力を高めるには・・・
○仕事の目的流れをつかみ、判断基準を持つ
○判断を裏付ける根拠があるか
○経験を積んで想定内で処理出来る余裕をもつ
仕事の目的や流れが理解出来ていると、どんな判断基準を持ったら良いのかが見えてきます。
感情的になったり、一杯いっぱいになってしまうような時には、いったんブレイクして状況を整理して見ましょう。
手のひら中央のツボを刺激したり、水を飲む、一人になるなどして、判断のポイントがぶれていないかチェックして見ましょう。