疲れている時などに突然起こる金縛り!とても怖いものです。
日本人ではなんと4割もの人が金縛りの経験があるというので、とても身近に起こりえる現象と言えます。
金縛りというと、どこか霊的なもの?と考えてしまいますが、実際にはそうではありません。
また、金縛りの時に耳鳴りも感じることが少なくないと思います。
実は、金縛りと耳鳴りについては、それらを引き起こす原因があります。
また、金縛りや耳鳴りなど、あの独特の怖さや辛さを防ぐ対策もしっかりとあります。
金縛と耳鳴りの原因と対策についてまとめます。
金縛と耳鳴りの原因とは?
まず、金縛りの原因についてご紹介します。
金縛りの原因には主に3つのポイントがあります。
原因①睡眠の質の低下：金縛りの原因で最も関係しているのは睡眠の質の低下で、人は一晩眠る間に、浅い睡眠と深い睡眠を交互に繰り返しますが、浅い眠りのときに脳は起きている状態に近いのに、体は眠っているというアンバランスな状態が起きると金縛りの原因となります。
原因②疲労やストレス：リラックスできず、疲労やストレスが蓄積してしまうと睡眠の質を低下させてしまい、金縛りを起きやすい原因となります。
原因③交感神経が興奮した状態で寝ている：人が集中するときなどに刺激されるホルモン、つまり交感神経がアドレナリンによって刺激されている状態で寝てしまうと、深い睡眠がとりにくくなり、浅い睡眠が多くなってしまい金縛りの原因になりやすいということになります。
また、金縛りの時に感じる耳鳴りの原因についてもご紹介します。
金縛りの時に感じる耳鳴りの原因は、主にストレスや疲労だと言われています。
金縛りの時に感じる耳鳴りは「幻聴」と言う症状で、周囲のちょっとした音や声などが脳ではっきりと認識できず、耳鳴りという症状としてあらわれるそうです。
金縛と耳鳴りの対策とは?
金縛と耳鳴りの対策とは、睡眠の質の向上と、疲労とストレスからの回復という2つがポイントになります。
睡眠の質を高めるには、
①寝る2時間前に入浴を済ませることで体温をスムーズに低下させて、体を深い睡眠に導くこと
②疲れたからといって夜中に短時間の睡眠をとらずに、逆に日中に短時間の昼寝をして交感神経の刺激を和らげる
③寝る1時間前にはテレビやスマホ、パソコンなどをやめて、ゆったりとできるリラックスタイムを設ける
などが金縛と耳鳴りの対策には効果的です。
また、疲労とストレスからの回復には、休日はしっかりを体を休める習慣作りをしたり、適度な運動で気持ちをリフレッシュさせたり、「瞑想」といった回復方法も金縛と耳鳴りの対策につながります。
まとめ
金縛と耳鳴りの原因と対策には質の良い睡眠と、ストレスや疲労をため込まないことがポイントです。