大人の雰囲気を体験しようとワインを買って飲んでみるという方は多いのではないでしょうか。
しかし、ワインと一口に言ってもその種類は膨大で生産国だけでも数多くの種類があります。
そういった知識を一つ一つ覚えるのは大変かもしれませんが、知っているとワインをより楽しめること請け合いです。
そこで今回は、ワインの初歩的な基礎知識について、ワインの大まかな4つ分類を紹介していきたいと思います。
これさえ覚えていればワインを買うのが少し楽しくなることでしょう。
スティルワイン
多くの方にとってなじみの深いワインと言える白ワインや赤ワイン、ロゼといったワインがこのスティルワインに分類されます。
ブドウ果汁を発酵される時に発生する二酸化炭素(炭酸ガス)を取り除いた、非発泡性のワインのことを言います。
スパークリングワイン
通常ワインは、発酵の時点で炭酸ガスを放出します。これによってワインに含まれる炭酸ガスは非常に少なくなるため、開封しても発泡しません。
しかしこれを発酵しきらないうちに瓶詰めする、もしくは人工的に二酸化炭素を加えてつくるワインをスパークリングワインと言います。
シャンパンなどがこちらに分類されます。
フォーティファイドワイン
ワインを作る過程において、アルコールを後から加えることによって、アルコール度数を高めたワインのことで、日本においては酒精強化ワインと呼ばれています。
もともとは気温が高いなどの温度管理の難しい地域で、ワインを腐敗や酸化から守るために作られたものであると同時に、その味わいに特徴をもたせるために作られたワインです。
フレーバードワイン
ワインに対して、ハーブ・スパイスなどの蒸留酒、もしくは浸出液や果汁などを加えて作ったワインのことを言います。
食前酒として用いられる場合は、カクテルのベースとして使用される場合が多くあります。ベルモットなどがこちらのワインにあたります。