日本が戦後飽食となってからというもの、ダイエットの話題が無くなることはありません。
それだけ自身の体型に悩みを持っているという人が多いという事なのですが、平成25年度の厚生労働省「国民健康・栄養調査結果の概要」によると、日本人の肥満の割合は男性が28.6%、女性20.3%となっています。約4人に1人は肥満という現実です。
ダイエットを始める前に
ダイエットは体に悪い、そのままでも十分などという意見もありますがやはり実際に肥満体型の方にとっては痩せるに越したことはないでしょう。それ故に安易な方法で短期間に痩せようとする傾向が見られます。
ですがそのような方法は絶対にやめましょう。ダイエットが悪いのではなくその方法が悪いからこそ体に悪いと言われているのです。適切な方法で最低一年の期間を置いてダイエットに取り組むようにしましょう。
痩せるとはどういうことか
そもそも痩せという仕組みについての知識を持っている人は少ないと思います。
単純に摂取カロリーを消費カロリーが上回れば痩せる、確かにその通りですがそれだけという訳ではありません。
摂取したカロリーの中でも脂肪に回されるものもあればきちんと消費されるものもあります。
そこで重要なのはバランスです。バランスよく栄養素を摂取していれば多少カロリーオーバーしようともしっかりと消費してくれるものです。
太る食べ物、太らない食べ物の意外な事実
白米とチャーハンはどちらが太るか、パスタとそばはどちらが太るか。
太らない方はどっちと問われればおそらく前者は白米、後者はそばと答える人が多いと思います。
ですが実際はチャーハンやパスタの方が太りにくいと言われています。
これは白米やそばといった単一の食べ物を摂取するよりもチャーハンやパスタのように多くの食材を使っているものの方が様々な効果をもたらし、その結果太りにくくなるというものです。
このように意外な事実というものは多く、ただ概念的に糖はダメ、油はダメと決めつけることは良くないということです。