歓迎会の幹事をすることに決まったら、さっそく用意したいのが挨拶をまとめた例文です。
あらかじめ例文をいくつか作っておけば、当日スムーズに歓迎会を進めることができます。
この記事では歓迎会の幹事のセリフの他、挨拶を頼まれてスピーチしなければならなくなった新入社員のための例文を紹介していきます。
幹事向け開会挨拶の例文は?
お酒が入る前で参加者もよく話を聞いてくれています。
職場の雰囲気を新入社員に伝えるためにも、テンポよく進めていきましょう。
幹事、例
「本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
「これより株式会社〇〇、平成○年度の新入社員歓迎会を行います。」
「本日司会をさせていただきますのは平成○年度入社の〇〇です。」
「それでは最初に〇〇(役職)の〇〇社長(部長)よりひとことお言葉をいただきたいと思います。」
これで上司の挨拶に上手くつなげられます。
開会の挨拶は歓迎会に出席する参加者の中で最も役職が高い人が行います。
事前に挨拶を依頼しておき、会のどこの場面で何分くらいスピーチしてほしいかお願いしておきましょう。
新入社員が用意すべき挨拶の例文は?
新入社員全員が短い挨拶をすることになったら、所属部署、名前を言ったあと、仕事への抱負をひとことにまとめれば良いです。
前の人からのテンポを引き継ぎ、ハキハキと聞き取りやすい言葉で話しましょう。
新入社員の人数が多く、代表の挨拶を頼まれる人もいるかもしれません。
代表者用の挨拶の例文を載せるので参考にしてみてください。
例
この度〇〇(部署名)に配属になりました〇〇(フルネームまたは苗字)と申します。
本日はご多忙の中、平成〇年度入社の私達のためにこのような素晴らしい会を開催していただき、誠にありがとうございます。
学生時代からの希望であった〇〇(会社名)に入社することができ、毎日喜びあふれ新鮮な気持ちで会社の門をくぐっております。
まだ分からないことばかりですが一日も早く仕事を覚え、〇〇(会社名)の一員として皆様のお役に立てるよう精一杯がんばりたいと思います。
今後ともご指導ご鞭撻(べんたつ)のほどよろしくお願い申し上げます。
平成○年度入社○部○課 〇〇(名前)
幹事向け閉会挨拶の例文は?
開会挨拶ではシラフに話を聞いてくれた皆さんも、閉会挨拶のときにはお酒も入って懇親も深まりざわついていることと思います。
手際よく締めの挨拶を頼むか幹事が行い、一本締めをして歓迎会をまとめましょう。
1次会で終了のときはそのままお開きにしますが、2次会設定のある場合には2次会会場の紹介と誘導を行います。
一本締めのあと
「本日は皆様お忙しい中お集まりいただきありがとうございました。」
「我が社は連携連帯が命なので、新入社員の皆さんはわからないことがあったらすぐその場にいる人に相談するようにしてください。」(社の方針をわかりやすく伝える)
「それではこれにてお開きにしたいと思います。まだ残っているお酒やお料理は・・・。」
又は
「2次会の会場は〇〇です。幹事は〇〇さんですので後についていってください。」
まとめ
新入社員の歓迎会は顔合わせの他に会社の雰囲気を新人に伝える目的があります。
明るく積極的なノリが必要な会社では明るい挨拶を、堅実が売りの社風ならかしこまった雰囲気の伝わる挨拶にすると、新人にも伝わりやすいと思います。
まだ会社に慣れない新入社員を温かく迎えられるように、挨拶のシナリオを用意してみてください。