「どうにも仕事が間に合わない、今日は徹夜覚悟だ! 」
追い詰められているときには寝る時間を惜しんでなんとかしなければいけないなんて言うときがありますね。
根性と気合いで乗り切るだけでは徹夜明けはぼろぼろになっていそうです。
パフォーマンスを落とさずに乗り切る仮眠のとりかたがあるって知っていましたか?
徹夜で仕事するときに生かしたい、仮眠のコツをまとめていきましょう。
コツ①90分ごとに一度休息する
人の睡眠リズムは概ね90分ごとになっています。
90分ごとに音や光を遮断して1分~10分程度の休息をとります。
眠くなる前から90分ごとに目を閉じて休息をとることを繰り返していくと、わずかな休息でダメージを蓄積することを防ぐ事が出来ます。
こうした休息の時は、座ったまま熟睡しない休み方をするのがコツです。
コツ②14時から16時の間の仮眠
人の体内時計の眠気のピークは、午前2時~4時の間と、午後14時~16時の2回といわれています。
徹夜のスタミナは、午後の14時~16時の間に仮眠をとることで高い効果が出ます。
この時間帯に60分~90分の睡眠をとることが出来れば、レム睡眠を得ることが出来て、その後の創造性のある作業のパフォーマンスが上がることがわかっています。
昼過ぎの眠気のピークで一度仮眠をとっておくと、徹夜仕事のパフォーマンスがあがります。
コツ③午前4時はちょっとだけ休む
たとえ細切れに仮眠や休息をとっていても、午前2時~4時の間は眠気のピークがやってくる時間帯です。
その日の仕事にダメージを残したくなければ、徹夜といえども午前4時のどうしようもない眠気には逆らわないのもコツです。
効率が落ちたと感じたら15分~30分の睡眠をとるのです。
短時間の睡眠をとるなら、仮眠の直前にカフェインを摂ってから眠ると、カフェインの血中濃度が上昇するときに仮眠を終えることになるのでスッキリ目覚められます。
まとめ
○ 90分ごとに休息をとり、ダメージを蓄積しない
○ 午後14時~16時の仮眠は、徹夜のスタミナを与えてくれる
○ 午前4時の眠気のピークで仮眠すると、その後のダメージが少ない
徹夜で仕事をしなければいけないと言うときに、がむしゃらに深夜まで作業を続けるというのはダメージを残しやすくなります。
細切れに休息や仮眠をとるのがコツです。
ダメージを蓄積することが避けられて、徹夜仕事からの回復を速める事が出来ます。
水で顔を洗ったり、ガムを噛む事などと組み合わせて、徹夜仕事のパフォーマンスを維持して頑張ってくださいね。