「昼寝でダイエット出来る!」そんな夢のような話題です。
適度な運動がダイエットには必要というイメージとは真逆を行く、昼寝をしてダイエット効果があがるなんてどんな根拠があるのでしょうか?
ただ寝ているだけで効果が出るなら是非取り入れて見たいなんて、興味が湧きますね。
昼寝のダイエット効果についてまとめていきましょう。
昼寝をすると代謝が上がるのか?
代謝を上げるには成長ホルモンをスムーズに分泌させることが大切です。
肌の新陳代謝はもちろん、筋肉や体の組織の生まれ変わりに成長ホルモンは欠かせません。
成長ホルモンの働きが鈍ると、脂肪や糖質を燃焼させて、健康的に体に必要なホルモンを生成したり、組織を作る活動が鈍ってしまいます。
睡眠を上手に取ることは、成長ホルモンの働きを助ける働きがあるのです。
成長ホルモンは、徐波睡眠の時に分泌されます。
ゴールデンタイムは、22時~2時と言われていますが、昼寝でも成長ホルモンを活発にする徐波睡眠が得られるというのです。
昼寝ダイエットはストレス解消効果があるから?
もちろん体を休めることは、組織の修復や体に必要な物質の生成に有効です。
ただし、昼寝の場合には寝過ぎてしまうと、本来の成長ホルモンのゴールデンタイムに眠れなくなってしまいます。
15分~30分程度の短い休息を取ることがコツです。
短い昼寝は、ストレスを解消してリフレッシュする事が出来るので、睡眠で代謝をアップさせる以上に、食欲をコントロールするホルモンのバランスを整えてダイエットに役立つと考えられています。
食欲のコントロールは、レプチンとグレリンというホルモンのバランスで保たれています。
食事のあと、レプチンが分泌されて“満腹だ”と感じるようになり、食事が必要な時にはグレリンが分泌されるのです。
適度な休息は、代謝を上げる事や食欲をコントロールするために重要なのです。
規則正しい生活と、短時間の昼寝が健康的なダイエットに効果があるというのは本当です。
まとめ
○規則正しい睡眠を十分にとるとホルモンバランスが整って痩せやすくなる
○昼寝は成長ホルモンの分泌以上に、ストレス解消の効果が期待出来る
○新陳代謝して新しい組織を生成するには睡眠や休息が重要
睡眠をとると成長ホルモンの分泌に役立つので、ダイエット効果があるとすぐに結びつけたくなりますね。
昼寝との関係を考えると、短い休息をとることでストレス解消になり、ホルモンバランスが整うのでダイエット効果があるというのが本当のところです。
基本は規則正しい生活のようですね。