お正月の祝箸 両端が細くなっている理由
お正月に使います祝箸、どうして両端が細くなってどっちで食べてもよい形になっているのかご存知ですか?
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疑問に思わなかった不思議
長年生きてきまして、祝箸がどうして両側使えるような形になているのか、疑問さえわきませんでした。このことにまず驚いています。
知らないけれども、そんなものだ、と認識している事柄がなんと多いことでしょう。
園児たちは知っていた
ある日年長さんになった子供が言いました。
祝箸がない、というのです。お正月には祝箸がなければならないといいました。
「普通のお箸でいいじゃん。」といいますと子供は憤って立ち上がりました。
お正月さんが来ない
「祝箸の片方で僕たちが食べて、もう片方からは年神様が食べるんだ。祝箸がなかったら年神様が来られない!」と子供は言い放ったのです。
驚きました。そんなこと知らなかったですから。子供は幼稚園で習ったそうでが、長年知らずに生きていた自分が恥ずかしいです。
門松も鏡餅も必要だということらしいです。
実家で母親に言いますと、「私も知らなかった。」彼女も言っていました。
私たちは教養にかける世代だったのかもしれません。
年神様は門松を見てやってくるそうです。