「職業柄長距離運転をするとこが多い」
「帰省や旅行でひさしぶりの長距離運転」
同じ姿勢を続ける事が多い長距離運転では、腰痛に悩まされますね。
腰痛対策には、グッズやエクササイズなどが思い浮かびますが、どんな方法が良いのでしょうか。
すぐにつかえる腰痛対策の3ステップをご紹介しましょう。
ストレッチが必要な部位は?
同じ姿勢が続くと血行が悪くなって筋肉が硬くなり、コリが生まれます。
長距離運転をしていると首筋が冷えて、肩がこり、背中や腰が張ってきます。
30分~1時間に一度車を止めて車から降り、ストレッチをしましょう。
座席に座ったまま、信号待ちの間に腕のまげ伸ばし、首回をしてコリをためないこともポイントです。
首や背中のコリがおしりの筋肉を硬くすると腰痛が出やすくなるからです。
肩甲骨、おしり、太ももの裏を柔らかく保つ事が腰痛対策になります。
1座ったまま出来るストレッチ
シートに座ったままでも出来ますが、安全な場所に停車し、エンジンを切ってから行ってください。
肩甲骨をゆるめる
手を組んで前につき出し背中を丸めます。
組んだ手をほどいて背中側でヒジどうしを近づけるようにして肩甲骨をグーッと寄せます。
ヒジで大きく円を描くようにして、肩甲骨を動かします。
前回し、後ろ回しを数回行います。
おしりをほぐす
シートを後ろに引いて足を組み、上になった足を引き寄せながら背中を丸めずに体を前に倒していきます。
車内が狭いなら、パーキングエリアの休息場でやってみましょう。
太もも裏を伸ばす
もも裏を伸ばすには、片足のかかとをつき出すようにして前に出し、反対の太ももの上に手を置いて体を前にゆっくり倒します。
腰を伸ばす
腰をツイストさせて伸ばすときには、つま先を前に向けたまま膝を揃えて上半身のみシートの背もたれをつかむようにしてひねります。
また、背中を丸めずに上体を前にたおし、左膝に右肘をかけ、左腕は天井に向けて突き出すポーズも腰回りを伸ばしてくれます。
まとめ
○30分から1時間に一度車から降りてストレッチする
○車から降りるのが難しい場合、シートに座ったままヒジ回しなどコリ防止をする
○体を倒したり足を使うストレッチは、安全なところに車を止めて行う
腰痛対策は、腰だけでなく、肩甲骨、おしり、太ももの裏を伸ばすと効果的です。
安全なところに停車して、ストレッチでリフレッシュしながら長距離運転を楽しんでくださいね。
また、日頃から姿勢に気をつけて、背中とお腹の筋力を鍛えておくこともポイントになります。