『smartの法則』で目標設定をすると達成率がたかまるとして、企業でも取り入れられていますね。
『smartの法則』とはどんな法則で、実例としてはどんな設定の仕方があるのかまとめていきましょう。
smartの法則とはどんなもの?
5つの英単語の頭文字をとってsmartとしています。
S(Specific:具体的)
M(measurable:数字であらわすことが出来る)
A(Agreed upon:同意している、Achievable:達成可能だ)
R(Result-oriented:成果に基づいている、Realistic: 現実的だ)
T(Timely : 期限がハッキリしている)
AとRは2通りありますが、“納得している”や、“成果に基づいている”と考えると目標を立てやすいでしょう。
目標を立てるときに、数字を入れ込んで具体的に量や質、期日がわかるようにすると、達成まで何がどれだけ足りないのかがハッキリするので、達成しやすくなるのです。
smartの法則を使った例にはどんなものがある?
営業成績を上げる目標を立てた例
S(営業成績をアップさせる)
M(先月よりも10件多い契約をとる)
A(今月の10件は納得できる目標だ)
R(以前オファーした顧客周りで10件の契約は可能な数字)
T(今月中に10件の契約をとる)
ダイエットを成功させる目標を立てた例
S(ダイエットのためにカロリー制限する)
M(朝食をスムージーにして300キロカロリー以内にする)
A(朝食を置き換えする事で確実にカロリーダウン出来る)
R(食事内容を変えることでカロリーダウンすると確実)
T(2週間続け2㎏減量)
どうでしょう?
例を見てみると、具体的な数字が入っていて、自分が納得して選んだ方法で、期日を決めて取り組むと、実際に行動に移しやすいと感じませんか?
数字を入れるときに、実行可能なレベルを探る行程がありますし、いままでの成果に基づいてより具体的な方法を想定していますから、より、目標を達成しやすくなるのです。
せっかく目標を立てても、現実的で無く、具体的な行動がイメージ出来なければ計画倒れになりやすいですから、smartの法則を使うのは有効です。
まとめ
○ 目標達成の具体的なイメージをまとめるのにsmartの法則が役立つ
○ 目標達成の現実的な手段や数値目標を意識する事が出来る
○ 成果に基づいて納得して行う行動は、スムーズに進みやすい
Amartの法則に照らして目標を立てると、具体的な数値を入れ込んでいるので、イメージがハッキリします。
何をどれだけしたら良いかがハッキリしていると、期日までに達成するスケジュールが具体的になりますし、計画をこなしていくことで確実に目標達成に近づく事が出来るのです。