モチベーションアップのコントロール方法がわかれば、もっと結果が出せるようになるのに・・・なんて考えたことはありませんか?
人間いつもやる気に満ちているとは限りません。
ちょっとしたことで気持ちの浮き沈みというのは起きてきますし、やる気が起きないなんて言うこともあります。
けれども、一流スポーツ選手は、試合日程にあわせてモチベーションをコントロールして、最高のパフォーマンスを上げています。
どんなモチベーションアップの方法を使っているのか、秘密に迫ってみましょう。
最も揺らがないのは内面的動機づけ
人の行動には動機づけが必要です。
人からの評価や、期待、ほめてもらえる、見返りがある事でモチベーションアップになります。
ところがイメージ通りに行かない、目標がなかなかクリア出来ない時にはやる気を失ってしまいます。
一流スポーツ選手にもスランプがありますが、競技を極める中で自分を信じる力を培っているという事と、進むべき道を理解しているという特徴があります。
自分と向き合い、目標達成に必要なことから逃げない、そして自分が選び取った道を進んでいるという自信をもっています。
ストイックな練習で一流を極めた大リーグのイチロー選手は、記録を樹立することを目標にしていませんし、日々のルーティンを繰り返す事で、練習をやるかやらないかで迷う事もありません。
「リーダーの言葉にモチベーションがあがらない・・・。」
こんなことを言っている暇があったら、目の前の出来る事をやれ、モチベーションアップできないなんて言い訳を探しているのだとバッサリ斬られてしまいそうです。
積み重ねがゴールにつながる意識
時には立ち止まって自分の歩む道を確かめるのも良いですが、成功しているスポーツ選手達は、進化し続ける自分という物を楽しんでいるようにも思えます。
人の欲求を5段階で表したマズローの5段階説では、基本的な欲求の上に他者から認められたい欲求があり、自分の能力を引き出して創造的な活動をする欲求があります。
そして5段階の欲求の先に『自己超越』~報酬やエゴを越えた目的に没頭する段階があるとしました。
最近のオリンピック選手のコメントを見ても、こうした考え方を身につけて、モチベーションをコントロール出来る選手が活躍していると感じさせられます。
周りの期待に応えて燃え尽きてしまうのではなく、自分の選んだ道を日々積み重ねることがゴールにつながるといったイメージをいかす方法を取っているのです。
まとめ
○ 一流選手は進化し続ける自分をイメージしている
○ 自分を信じて、目標に主体的にアプローチする姿勢をもつ
○ 毎日の積み重ねに、目標を重ねて見よう
一流スポーツ選手は精神的な強さをもっていますし、モチベーションアップの方法を意識するというより、自分を信じてやり抜く力が強いと感じますね。
ひとつのことにこだわって突き詰めることが突出した才能を生むのでしょう。
スポーツ選手の活躍に勇気をもらって、行動を起こしたいですね。