「いつも3日坊主になってしまう。」
「集中力が続かない・・・」
こんな悩みを持つ人は多いですね。
やり抜く力とは、どんな風にしたら鍛えられるのでしょうか?
やり抜く力とはどんな力なのか、鍛えるために必要な事とは何かをまとめていきましょう。
やり抜く力とはどんな力?
ニュートリノを発見したノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さん、iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥さんの研究活動の様子を伝えたエピソードからは、あきらめずに、自分の信じるところを探求して行く姿勢が伝わりますね。
そこで気になるのが、なぜ研究を途中でやめずに結果が出るまで追求し続けることが出来たのかです。
かつて壁を乗り越えた経験がある人は、自分の考えや見通しに自信を持つことが出来るといいます。
失敗を繰り返しても、信じる結果に続いていると信じる力が、やり抜く力になっているのです。
先が見えなくても、成功が保証されていなくても、目の前の一歩を意味あるものととらえられる事が人のやり抜く力を支えているのですね。
やり抜く力はこどもの時に身につく?
こどもは理論的に考えて成功すると予想する事ばかりをするわけではありません。
単純にその作業や行動が楽しいと感じてやっていることがほとんどです。
そんな経験値が蓄積されてくると、ある目的を持って掘り下げる事や、こだわることに喜びを感じるようになります。
どれだけ堅い泥団子を作ることが出来るかや、紙飛行機をどれだけ遠くへ飛ばせるかなどに熱中した経験はありませんか?
経験値から照らして工夫の仕方を決めていきますが、遊びですから、失敗してもイメージ通りに行かない場合もマイナスの評価を持つことはなく、データ採取といったとらえ方になっています。
大人になって無駄なく要領良く進めたいと考えると、失敗が怖くなります。
失敗を出来るだけしないで結果を得ようとするでしょう。
けれども、こどもの時に泥臭く自分の手で一つ一つ積み上げたことで何か感動する成果を上げた満足感をもっていると、やり抜く力が進む力を与えてくれるのです。
まとめ
○ 自分の手で何かを成し遂げたという幼児体験がやり抜く力を育てる
○ 失敗は成功のための方向性を教えてくれる
○ 強いモチベーションを持ち続けるこだわりがやり抜く力につながる
やり抜く力とは、これからの時代を生きて行くのに必要な力だと考えている人は多いですね。
そんな力をつけるためには、幼児体験でとことん熱中する体験が必要になってきます。
かといって大人になった今、やり抜く力のなさをなんとかしたいと思うなら、今の自分を嘆くだけでなく、短所に向き合って行きたいですね。