目標を達成できない人と、達成出来る人との違いはどこにあるのでしょう?
「1億稼ぎたい!」「企業経営者になりたい!」「成功者になる!」といった目標も、そこに至るための道筋がイメージ出来ているかで達成率が違います。
目標を達成できない理由についてみていきましょう。
目標を達成できない人は客観的な判断が苦手?
人からうらやまれる成功を収めている人というのは、客観的な判断力に優れています。
人から必要とされると言うことは、自分だけがもっている何かがあると言うこと。
・プログラミングの技術がある
・素晴らしい文章を書ける才能を持っている
・歌がとても上手い
・気遣いがとても出来て、人をいい気持ちにさせられる
・運動能力が優れている
・計算が得意、事務処理がてきぱきこなせる
・人にない発想力がある
人の役に立てる自分の能力に気付いている人は、目標に近づく事が出来ます。
一見短所に見える事でも、自分の特徴を知っているというのは大事です。
杉村太蔵さんが、総理官邸のとなりのビルの清掃のアルバイトから証券マン、国会議員、タレントと進んだことは有名です。
清掃の仕事から、「人がいやがる仕事だからこそ誇りを持って行う」という気持ちを学び、バッシングを受けながらも、野心を持って人にアピールできる人間性が芸能活動につながっていると感じます。
自分のウリになる部分をしっかり磨く体験を持っていれば、発想力や好奇心、人間性を武器に成功する事が可能なのです。
自分の特徴の生かし方に気づけないことが、目標達成できない理由と言えます。
モチベーションの保ち方は?
目標達成のために何かを始めるとき、自分で強く必要性を感じたことがきっかけになれば、モチベーションが保てます。
それまでのキャリアを捨てて、辺境の土地でパイオニアとしての道を選んだ人の例をご紹介しましょう。
大手たこ焼きチェーン”銀だこ”では、海外でたこ漁を指導して安定供給を目指しています。
このプロジェクトのリーダーは、元々漁船の船外機を製造販売する会社に勤めていた人でした。
語学力と、船外機の知識を生かして、アフリカで現地の漁師と協力して、たこを調達しています。
お金ではなく、信念で動く人材として社長から信頼されて今の仕事を進めています。
自分の生かし方を知って、信念を持って取り組むことが出来る人が、目標達成のモチベーションを失わない人なのです。
まとめ
目標達成できない理由とは・・・
○ 自分を客観的に観察できずに、的確な目標を立てていない
○ 人から必要とされる何かを徹底的に磨く経験をしていない
○ 小さな失敗にモチベーションが失われる
目標達成というと、決めたことをやり通す苦行をイメージするかもしれません。
けれども実際に人から成功者と呼ばれる人たちは、自分の能力の生かし方を知っていて、やるべき事を面倒がらずにやってきた人たちなのです。
目標を達成出来ない理由は、徹底的に自分の武器となる物を磨いた経験がないところにあるのではないでしょうか。
失敗は当たり前と割り切って、目標達成に向かって身近な事から始めていってはどうでしょうか。