サッカー日本代表のユニフォームはなぜ青いのか?

先日のアジアW杯最終予選にて、サッカー日本代表は6大会連続のW杯出場権を獲得することができました。

さて、そんな日本代表のユニフォームのカラーに注目すると、日本の国旗にはない青色をメインカラーとした構成になっています。

多くの国が、自国旗の色に配したデザインを通して愛国精神を表しているにも関わらず、なぜ日本代表のユニフォームには青色が用いられているのでしょうか?

実はこれには、「ゲンかつぎ」の要素が含まれていたのです。

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①現存する最古の五輪ユニフォーム

ベルリン五輪にて、当時使用されていたユニフォームは、現在と同じく青系統の一種である水色でした。

この時、日本は当時の強豪であったスウェーデンを破る大金星を成し遂げることに成功しました。この勝利は後に「ベルリンの奇跡」と賞賛されるほどの大金星でした。

この勝利以来、日本国内では青が「ゲンのいい色」として定着するようになったのです。

②たった4年で幕を閉じた赤色のユニフォーム

青色に好感を抱き続けてきた日本でしたが、実は4年間だけユニフォームの色が赤色である時期がありました。

それが1988年から1991年にかけてでした。

1968年に開催されたメキシコ五輪以降、成績が振るわなかった日本は、ユニフォームの色を国旗でも用いられている赤色に変更することによって心機一転を図りました。

ところが、日本の隣国である韓国のユニフォームの色と重複していたこともあり、勘違いする人が続出しました。

このような経緯もあり、わずか4年で再び現在のメインカラーである青色に戻されることになりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今では、当たり前と認識されているサッカー日本代表の青色のユニフォーム。

青色を用いた起源は、「ゲンかつぎ」であったということは意外だったのではないでしょうか?

これを機会に、様々なスポーツのユニフォームの起源を調べるのも面白いかもしれませんね。

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