テレビのコマーシャルでよく目にするハヤシライスのルーの広告、いわゆる玉ねぎと牛肉とトマトの煮込みですが、似た料理にハッシュドビーフ、ビーフストロガノフというのもあります。
その違い、なんとなくはわかっても自信をもって答えられる人は少ないのでは?その問題ずばりお答えします。
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ハヤシライスとは?
ハヤシライスは日本人には最もなじみのある表現です。それはなぜか、日本発祥の料理だからです。
名前の由来はハヤシライスの考案者、医師で明治の実業者で文具書籍販売業「丸善」の創業者、早矢仕有的(はやし・ゆうてき)氏からきている。
早矢仕有的氏が横浜に新設された西洋式の病院勤務時代に病気の回復が早いと病院食として考えたのが、早矢仕先生の料理、ハヤシライスとして知られるようになった。
ハッシュドビーフとは?
ハッシュドビーフはどうかというと、ご飯にかけるかかけないかの違い(ハッシュドビーフはかけない)、トマト味の強いものをハヤシライスといい、赤ワインを使った大人味のデミグラスソースで煮込んだものがハッシュドビーフであると解説するものなど諸説ある。
ビーフストロガノフとは?
これは他と一線を画する。大きな2つの違いがある。
一つはサワークリームを使うこと。
あともう一つはサフランライスや、バターライス、ジャガイモなどとともに供されることである。
名前で想像の付く通りこちらはロシアの料理である。ロシアの外交官で伯爵ストロガノフ家に由来する