市販のハンドクリームの中には、フランス製高級クリームとほぼ同じ成分のものがあると注目されていますね。
配合成分さえ気をつければ、顔用のクリームの代わりにハンドクリームを使っても大丈夫!
尿素配合ナシのものを選べば、顔のケアに使えるのです。
ハンドクリームを使ったモチモチ肌の作り方と、顔のケアに使うハンドクリームの選びかたをまとめていきましょう。
・ハンドクリームを使ってモチモチ肌になる方法
・ハンドクリームでモチモチ赤ちゃん肌になる理由とは?
・顔にNGのハンドクリーム成分とは?
・まとめ
ハンドクリームを使ってモチモチ肌になる方法
その1:ハンドクリームパック
洗顔後、手のひらで温めて塗りやすい固さにして、白くなるほどたっぷり塗ります。
軽く指を滑らせるように、マッサージをし、蒸しタオルをあてて浸透をアップさせてから拭き取ります。
その2:ハンドクリームで顔の保湿
洗顔後、すぐにハンドクリームを塗ります。
このときも、手のひらになじませてのびをよくしてから伸ばしていくのがポイントです。
洗顔で肌が濡れた後は、水分が蒸発しやすくなっていますから、油分をすぐに与えて皮膜を作り、乾燥を抑えることで、肌のきめが整っていきます。
ハンドクリームは、肌の健康を守るのに必要な油分、保湿成分を含んでいます。
ニベアや、ユースキンクリームなどのハンドクリームを使ったシンプルなお手入れ方法で、モチモチ肌を手に入れることが出来るのです。
ハンドクリームでモチモチ赤ちゃん肌になる理由とは?
肌のお手入れは体質など個人差にもよりますが、ターンオーバーのサイクルを崩さないことと、乾燥を防ぐことです。
スクワラン、ワセリン、パラフィン、ホホバ油など、肌になじみの良い乾燥を防ぐのに適した成分が入っています。
お手入れを頑張っているけれど肌の調子があがらないという場合、手入れのしすぎで肌のターンオーバーのサイクルを乱しているケースがあります。
化粧品のライン使いで、化粧水と乳液、パック、クリームなどいくつもの工程を行っているうちに、角質の落としすぎ、皮脂の落としすぎになる事があるということなのです。
肌の状態に合わせて使わなければ、せっかくのコスメの良さを生かし切れないのです。
そんなときには、シンプルにニベアやユースキンクリームなどのシンプルな成分のハンドクリームでのお手入れで、肌の健康リズムを取り戻しましょう。
ハンドクリームはコスパもいいですから、試して見る価値アリデス。
顔にNGのハンドクリーム成分とは?
顔に使いたいときには・・・
○尿素
○ステロイド系物質
が配合されていないかチェックしましょう。
ハンドクリームに含まれる尿素は、角質を薄くしてしまう働きがあるので、手やボディに使う分には良いのですが、顔にはオススメできません。
ハンドクリームやボディに限定したクリームでは、薬用成分としてステロイド系の成分が含まれている事もあります。
長期に使い続けるとトラブルの原因になりますし、パックでのお手入れにはオススメできません。
また、ハンドクリームは油分が多く、粘土も高いので、
△ニキビに悪影響が出ることがある、
△伸びが悪く、フェイスクリームよりも肌に摩擦の負担がかかる
といった心配があります。
肌の状態に応じて使い方を工夫しましょう。
■まとめ
○ハンドクリームを顔に使う時には、尿素、ステロイド成分ナシのものを選ぶ
○フランス製高級クリームと、ニベアの配合成分は、ほとんど変わらない
○ハンドクリームだけのシンプルケアで、モチモチ肌になれる
○いろいろ手をかけてトラブルが減らないときには、思い切ってシンプルケアにしてみる
肌の健康サイクルを守るスキンケアの基本は、皮脂を落としすぎずに汚れを落とし、すぐに油分をプラスするということです。
手入れのしすぎや、ピーリングで角質を薄くしてしまうことで肌の健康サイクルが乱れてトラブルが起きやすくなります。
洗いすぎ、手入れのしすぎでキメが乱れたり、乾燥肌になる事があります。
トラブルが続くときには、尿素なしのハンドクリーム(ニベアやユースキンクリーム)を使ったスキンケアを試してみてはどうでしょう。
肌にあって、低価格のハンドクリームでケアが上手くいくなら嬉しいですね。