ブラック企業なのかは、部外者の立場からはわかりにくいものです。
けれども、明らかに勤務時間が長い、人手不足でぎりぎりの人数でやっているといったブラック企業のニオイは、ホームページからかぎ分ける事が出来ます。
後で後悔しないためにも、ブラック企業のホームページでの見分け方を見ていきましょう。
ブラック企業のホームページでの見分け方
ホームページを見てブラックかどうかを判断するポイントを挙げてみましょう。
・募集条件が経験不問、高報酬、ノルマなしなど好条件をウリにしている
・能力に応じて裁量が大きくなる⇒やりがいを強調
・募集サイトを検索すると、いつも求人を出している
・経営理念はスローガン+さわやかさ推し
・創造、発展、追求といった言葉が多い
・企業姿勢の説明に挑戦、貢献を強調している
・業務内容が抽象的でハッキリ書かれてない
・文章が稚拙、おかしい印象がある
・更新頻度が低い、最終更新から時間が経っている
新しい事業が急激に成長してにと手不足だという企業もありますが、少ない人員で経費削減を狙っている確信犯的なブラック企業もあります。
途中採用で”誰でもいい”という印象を受ける募集は、人が集まらないからと考えるべきでしょう。
こうした企業では、名前ばかりの店長や、長時間勤務など日常的に行われる心配がありますし、業務内容そのものが怪しげなケースもあります。
ホームページの内容を見て興味を持ったら、他のサイトでの評判や情報を集めてみましょう。
離職率や口コミが一切出てこない、ホームページの内容にごまかしが疑われるといった婆は、ブラック企業だと言えます。
ブラック企業の見分け方、業務内容が美化されている例
『オフィスのITに関する業務』と書かれているけれど、実際はコピー機や電話機の販売だった・・・。
『セールスマーケティング』と書かれているけれど、フリーペーパーの飛び込み取材をする業務だった・・・。
カタカナ言葉が使われて、実務の厳しさが伝わってこない表現になっているケースがあります。
パチンコ店のホールスタッフも、『アミューズメントパークのスタッフ』と表現されたりします。
耳障りのいいカタカナ表現が使われているホームページも要注意です。
まとめ
○ホームペーシを見て実像がつかみにくい企業は詳しく調べて判断する
○耳障りのいいカタカナ言葉が多く、業務の中身がわからないのは怪しい
確信犯的なブラック企業は、会社名や業務の内容を変えながら営業している事も多いので歴史が浅く、業績も大げさに表現している印象を受けます。
ブラック企業の見分け方として、チェックして見ましょう。