セロトニンは、安心や幸福感を感じる脳内物質ですね。
音楽を聴いて安らぎを感じる時には、セロトニンがたくさんでている事が検証されています。
セロトニンを増やす音楽を聴くと、心が安定して、眠れないときにも効果的ですね。
セロトニンを増やす音楽、オススメはコレ!
クラシック音楽や自然の音がいいといいますね。
・バッハの『ゴールドベルク変奏曲』
バッハの『ゴールドベルク変奏曲』は、不眠に悩むカイザーリンク伯爵のために演奏されたという曲です。
ひとつのテーマを違った奏法で演奏される『変奏』で、30曲+アリアという構成で作曲されています。
手元にある、グレン・グールドが演奏した音源の演奏時間は47分19秒でした。
・モーツァルト『アヴェ・ヴェルム・コルプス』
セロトニンを増やす音楽として、モーツァルトの音楽は良く引き合いにだされます。
この『アヴェ・ヴェルム・コルプス』は、賛美歌としての透明感や崇高な空気を感じさせてくれる曲です。
3分ほどの短い曲ですが、息の長いフレーズと一緒に呼吸することで、自然に深い呼吸をしながら気持ちを落ち着けることが出来ますね。
セロトニンを増やす音楽の特徴
・深い呼吸に合うフレーズやリズムで流れていく
・共感出来る心地よさを持っている
・安定したハーモニー進行で安心感や安らぎを与える
・適度に緊張感のある響きと開放的で安定感のある響きが繰り返される
・心地よい揺らぎが感じられる
クラシックに限らず、共感出来て深い呼吸にあう音楽は、癒やしとして感じられます。
ジャンルを問わず、心地よく聞けて心が解放される感覚になる音楽ならばセロトニンを増やす事が出来ます。
セロトニンは不足すると、うつや不眠の症状が出やすくなります。
心を解きほぐす方法として、お気に入りの音楽を見つけておくといいですね。
まとめ
○モーツァルトやバッハなどのクラシックは、セロトニンを増やす
○共感出来る音楽を聞くこと、心をリラックスさせてセロトニンを増やす。
好きな音楽や、気持ちが落ち着く音楽を聴くとセロトニンを増やすのに有効だといわれています。
経験的に音楽が癒やしになると感じている人は多いと思いますが、音楽療法など、心理学や精神医学に結びついたエビデンスが整いつつありますね。
不安感があるとき、眠れない時、気分が沈みがちな時に、セロトニンを増やす音楽を聴いて、悩みの解消に役立てたいですね。