運動会はガチでタイムを競う競技の他にも、レクリエーション的な要素の競技も楽しみなものです。
最近の小学校の競技では目新しいものが登場していますね。
気になる厳選プログラム3つをご紹介しましょう。
十字綱引き
① 十字の綱を4方向に引き合います
② 綱の終点から少し離れたところにある旗を早く取ったチームの勝ち
普通の綱引きは、中心をどれだけ自分たちの陣地に引き寄せるかにかかっていますが、十字綱引きでは最後尾の選手が綱から手を離さずに背後の旗を取ったら勝ちというスタイルです。
4チーム同時に戦えるという事と、かけひきの頭脳戦がみどころとなります。
学習院初等科の運動会でも採用されていて、愛子様も参加されたことがある競技です。
全国大会も開かれています。
借り人競争
① ヨーイドンでスタートし、地面に伏せているカードを拾う
② カードの条件に当てはまる人を会場から探して一緒にゴールする
借り物競走と似ていますが、カードの内容でバリエーションをつけられそうですね。
・眼鏡をかけている人
・サンダルを履いている人
といったオーソドックスなお題だけではなく、
・おやじギャグが得意な人
・足の臭いがきつそうな人
といった一ひねりあるお題を仕込むのも楽しいですね。
お題を書くカードは画用紙大の大きなものにすると、条件に当てはまりそうな人を探す時にスムーズです。
デカパンリレー
① 片足分にひとりずつ入れるサイズのデカパンを用意
② ふたり一組でデカパンの片足ずつにはいりコースを走る
③ たすき代わりにデカパンを次の走者に引き継いでリレーしていく
低学年の子ども達向きでルールがわかりやすく、ずり落ちそうになるデカパンを押さえながらふたり一組で走る姿がかわいい競技。
体格や、足の速さがちがう子どうしが、協力し合って速く走れるように頑張る姿がほほえましいですね。
もちろん、大人のレクリエーション競技でも応用可能です。
デザインやかぶり物などで工夫を加えても良いですね。
まとめ
楽しい競技のポイントは…
○シンプルなルールで見た目が楽しい競技
○体力や体格だけで勝負が決まらないプラスαの要素がある
○勝敗が最後までわからない
新しい競技を取り入れるときに、凝った内容のものを考える場合もありますが、ルールがシンプルで勝敗が一目でわかることが受けるポイントと考えましょう。
グランドなどの広い会場で行いますから、遠目に観客が見て競技の進行状態がわかりやすい方が応援しやすいですし盛り上がります。
何より参加者がムキになって白熱する事が楽しむコツかもしれませんね。