「働きアリ」というだけあって、アリはずっと働いているイメージがありますよね。
ですが、中には働かないアリもいるんです。
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アリだってサボりたい
アリの研究チームは、研究している際にあることに気付いたそうです。
それは「働かないアリがいること」です。その割合は、アリの数に対してだいたい3割程度。
なんと3割のアリは仕事もせずに、ただウロウロと歩いているだけなんだそうです。
ピンチの時は働きます
しかしいくら働かないといっても、存続の危機に面する前には働きます。
それが「仲間が疲労していて効率が下がっているとき」です。研究チームが働くアリを別の場所に移動すると、今までサボっていたアリ達はやっと働きはじめたそうです。
働かないアリも必要
全てのアリが完璧に働けばより効率がよくなるといったことではなく、実はこの働かないアリがいることで、アリのコロニーは循環させることができるんです。
働きもののアリばかり集めると、なんと作業効率が落ちたのだそうです。
全く役に立っていないように思える「働かない働きアリ」ですが、意外にもコロニーを維持するために役に立っていたんですね。
もしかしたらこの働きアリたちの習性は、人間にもあてはまるかもしれません。
なかなか仕事をしない人ってどこの会社にも一定数いそうですし…そしてそんなサボってばかりの人を見ると、「自分はそうなりたくない」と頑張れるものです。
人間社会と同じようにアリ社会も大変そうです。