てるてる坊主の効果と実は怖い由来


♪てるてる坊主、てる坊主…と、童謡でおなじみのてるてる坊主。

誰でも1回ぐらいは、自分で作った経験などがあることでしょう。

一見するとかわいらしいてるてる坊主なのですが、一体その効果とは本当のところ、効果的なのでしょうか?

また、てるてる坊主を調べてみると、正しい作り方なんてものがあったり、てるてる坊主の由来は、見た目とははるかに違う、ちょっと怖い内容だったりするのです。

てるてる坊主の効果と実は怖い由来について、まとめました。

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てるてる坊主の効果とは?

一般的にてるてる坊主は、遠足や運動会など、次の日に晴れてほしいという願いを込めて作るものです。

あるアンケートでは、なんと6割もの人が、てるてる坊主は効果があったとする報告もあります。

てるてる坊主の効果に科学的な根拠があるのか言えば、そういった理由はありません。

また、気象学的にも、てるてる坊主の効果についてちゃんとした理由は見当たらないそうです。

当たり前の指摘というか…しかし、てるてる坊主の由来を調べていくと、なぜ、晴れの天気を祈るのにてるてる坊主が用いられるのかが分かってきます。

そして、そのてるてる坊主の由来とは、実は怖いものだったのです。

てるてる坊主の実は怖い由来

てるてる坊主の由来とされる1つ目は中国から伝わった説とされますが、その由来の元となったのが、中国の伝説上の人物である掃晴娘(そうせいじょう)と言われています。

掃晴娘のもつほうきで雲を払って天気を晴天に導くのが掃晴娘の役目とされました。

この話が日本に伝わった時に、娘よりは坊主の方が効果があるという理由で、いつしか、てるてる坊主となったのです。

これにまつわる怖い話があり、童謡・てるてる坊主には3番の歌詞があり、もし、晴天にならず、曇ってしまったら「そなたの首をちょん切るぞ!」という内容が歌われているそうです。

由来とされる、もうひとつには、こんな怖い話があります。

「昔々、あるところに雨が降り止まずに困っているところがあり、そこに有名なお坊さんを呼んで雨がやむようにお祈りしてもらいましたが、結局、雨は止まず、そのお坊さんは晴れにできなかったという理由で首をはねられました。

はねられたお坊さんの首を布にくるんで吊るしたところ雨は止んだと言います。」

つまり、てるてる坊主のあの姿は、お坊さんの生首を布で包んで吊るしたという、なんとも怖い話がその由来とされています。

ちなみに、ただしいてるてる坊主の方法というものがあるそうです。

顔は描かずのっぺらぼうにして、天気が晴れたらその時点で顔を描き、お神酒をそなえ、川に流す、という方法です。

晴れなかったら顔を描かずに川に流すそうです。

まとめ

一見するとかわいらしく見えるてるてる坊主ですが、その由来には、晴れの効果が出ないと首をはねるとか、雨を止められなかったお坊さんの生首を吊るしたら晴れる効果があったなど、とても怖い話がありました。

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