重曹を使ったうがいのやり方とデメリットとは?


最近注目されている重曹をつかった「重曹うがい」。

手軽に口臭予防ができたり、虫歯をはじめとして、お口のトラブルの予防にも効果があるとして女性を中心に人気が高まっています。

しかし、重曹を使ったうがいの正しいやり方などを理解して実践しないと、逆に、良かれと思って行った重曹うがいがデメリットとなってしまう場合も少なくないといいます。

重曹を使ったうがいのやり方とデメリットについてまとめてみました。

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重曹を使った重曹うがいの効果とやり方とは

重曹うがいで期待される効果としては、お口の中の汚れや臭いなどを取り除く効果と、お口の中の健康状態を維持するための効果、との2つが挙げられます。

唾液の分泌が少なくなったりする、お口の中は酸性の状態となり細菌が繁殖しやすい環境となります。

こうなると、口臭の原因となるので、弱アルカリ性である重曹水による重曹うがいによって、お口の中に残っている酸化物を中和させて口臭を解消させます。

また、舌苔(ぜったい)と呼ばれる食べ物のかすや細菌など舌についたタンパク質の汚れも口臭の原因となり、弱アルカリ性の重曹水で行う重曹うがいによって、こうしたたんぱく質が原因の汚れ、舌苔を分解することができ口臭の解消につながります。

さらに、虫歯の原因である虫歯菌は酸を出して歯を溶かしていきますが、重曹うがいでその酸性を中和させることで虫歯の予防にもなります。

重曹うがいのやり方は、食用の重曹を水500mlに対して重曹3gを入れて混ぜればうがい用の重曹水ができます。

これを口に含みくちゅくちゅ、と30秒ぐらい続けてから、その後吐き出します。

重曹うがいは1日3回を目安に、食事後の歯磨き後や就寝前などに行うことがおすすめです。

重曹を使ったうがいのデメリットとは?

重曹を使ったうがいは、正しいやり方などを実践しないと、逆にデメリットとなることもあります。

重曹の濃度が濃すぎたり、頻度が多すぎたりするとお口への刺激が強すぎて歯茎や粘膜を傷つけてしまう危険性があります。

また、重曹が溶けきらないで残っていたりすると、重曹の研磨作用によって、逆に歯を削ってしまい、歯の黄ばみや知覚過敏、歯垢が蓄積しやすくなり口臭や歯周病などの原因につながったりする場合もあります。

さらに、重曹は多くの塩分を含んでいるので、高血圧など塩分摂取に制限のある方などは重曹うがいの際、重曹水をあまり飲み込まないようにするなど、注意が必要です。

まとめ

○重曹うがいの効果としては、口臭予防や虫歯予防などが期待される。

○重曹うがいのやり方は、食用の重曹で水500mlに対して3g程度の重曹を混ぜ、口に含んで30秒ぐらいくちゅくちゅと重曹水をなじませて吐き出し、1日3回程度、歯磨き後や就寝前に行う。

○重曹うがいは正しいやり方で行わないと、歯茎や口の粘膜を傷つけたり、歯を傷つけ黄ばみや知覚過敏、歯周病の原因となり逆にデメリットとなってしまう。

重曹うがいは正しいやり方をしっかり理解して行うことが大切です。

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