口呼吸の改善に子供ができる簡単な3つのトレーニング


幼児期の子供を持つお母さんやお父さんは、あいさつや食事、歯磨きなど、日常的にしつけをする時期にあります。

何度言っても治らなかったり、拗ねて機嫌が悪くなってしまう子供にイライラと声を荒げてしまうことや、自分が悲しくなってしまうという方も…

しかし、何度言ってもできないことの中には口呼吸が関係しているものもあります。

思い当たるふしがないかチェックをして、口呼吸が原因になっているようであれば、鼻呼吸ができるように改善策を試してみましょう。

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口呼吸の原因とデメリット

あかちゃんがミルクを飲むときは基本的に鼻呼吸なので、人間は誰に教えられるでもなく鼻呼吸を覚えます。

1、2歳の間はまだ顔の筋肉もないため、どの子も口をあけていることも多いのですが、成長とともに口を閉じて生活できるようになるのが理想です。

しかし子供の8割は口呼吸をしているとも言われ、口呼吸改善の必要性を訴える人もいます。

なぜなら、口呼吸にはいくつもデメリットがあるからです。

・鼻から息を吸うときにくらべ、外の空気とともにウィルスが身体に入りこみやすい。

・口をあけているので、口の中が乾燥して口臭や虫歯の細菌が繁殖しやすい。

・顔の筋肉やアゴの発達、歯並びにも影響が出る。

・寝るときにも口をあいてしまうので、舌が喉の奥にふたをするように塞いでしまうので無呼吸になる場合もある。

・無呼吸で良く眠れないと、睡眠不足で昼間に頭がはたらかなくなる。

・食事のときに鼻で呼吸ができないため、クチャクチャした音を立ててしまう。

・言葉の発音がうまくできない。

2歳以降は言葉を喋るようになり、口から息を吸うことになったり、風邪や花粉、アレルギーで鼻がつまるからと口呼吸をすることも増えてきます。

また、早い段階から離乳食を与えるようになったため、鼻呼吸が定着するまえに口呼吸を覚えたり、昔の子供に比べて硬いものをあまり噛まなくなったため、アゴや頬の筋肉が落ちて口をしまってられないことも原因です。

口呼吸を改善するには

赤ちゃん時期の改善策は、おしゃぶりをして鼻で息をすることを定着させる方法です。

幼児期は真似っこ遊びが楽しかったり、お母さんやお父さんなど一番身近な家族にかまってもらうのが大好きな時期です。

「笑うと負けよ、アップップ」や、にらめっこをして顔の筋肉をいっぱい使う遊びが有効です。

変顔大会なども子供が好きな遊びなので上手に取り入れるのがオススメです。

もう一つの改善策は、ガムや噛み切りにくい食べ物で咀嚼の回数を増やして口の周りの筋肉を使うようにすることです。

両方の歯をバランスよく使うように見守りましょう。

まとめ

一度鼻呼吸が癖になってしまうと、治すのには時間がかかってしまいます。

風邪で鼻が詰まってしまうと、せっかく改善しかけた口呼吸が戻ってしまうこともあるので、鼻づまりは甘くみないで早めに耳鼻科へ連れて行くことも大切です。

幼稚園に行き始める3歳くらいになっても口をあけていることが多かったり、口呼吸で唇が乾いている、口臭が気になるといったサインを見逃さないようにしましょう。

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