アレルギー性鼻炎の原因はどこからくるの


アレルギー性鼻炎には季節関係なく起こるものと季節ごとの花粉によって起こるものがあります。

このうち季節ごとの花粉で起こる鼻炎は「花粉症」と呼ばれています。

「花粉症」の場合はスギ、ブタクサなど原因となる花粉がアレルギー発症の原因です。

では季節関係なく起こる「アレルギー鼻炎」の原因は、いったいどこからやってくるのでしょうか?

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アレルギー性鼻炎のアレルゲンはなに?

「アレルゲン」とはアレルギーの原因のことで、たとえばスギ花粉症のアレルゲンは「スギ花粉」です。

スギの花粉を吸い込むと症状が出ます。

同じように考えると、アレルギー性鼻炎のアレルゲンは「ハウスダスト」になります。

「ハウスダスト」の「ダスト」とはホコリ、チリの意味で、家の中で舞っているホコリのことをさします。

目に見える大きなふわふわしたワタボコリだけでなく、太陽の光が当たるとチラチラする空気中のホコリもハウスダストの仲間です。

ハウスダストを吸うとなぜ鼻炎になるの?

アレルギー体質の人に起こるアレルギーの仕組みですが、体の粘膜に自分にとってのアレルゲンが付着すると自分の体の中にさまざまな拒否反応が起こります。

鼻の粘膜にハウスダストが付着した場合には水のようなサラサラした鼻水が大量に出ますが、これはアレルゲンを鼻水で洗い出そうとする働きによるものです。

ほかにもクシャミでアレルゲンを遠くに飛ばそうとしたり、鼻づまりでアレルゲンの更なる侵入を防ごうとするのがアレルギー性鼻炎の起こる原因のようです。

アレルギー性鼻炎の予防方法は?

アレルギー性鼻炎の予防方法で最も効果があるのが「水拭き掃除」です。

花粉症の予防にも応用できる方法ですが、掃除機で床を掃除するとどうしてもホコリが舞い上がってしまいます。

床はもちろんテーブルの上、棚の上、テレビの上など、水拭きできるところは全て水拭きする習慣をつけるとハウスダストの舞い上がりを防げます。

ハウスダストが部屋の中に舞わないようにするには、窓を開けてホコリを屋外に追い出すか、掃除機の中に閉じ込めるか、水拭き雑巾で拭き取って流しで洗い流すかのいずれかになります。

この中で最も多くのホコリを部屋から追い出せるのは、水拭き雑巾だと思います。

同じ理由で、ウェットタイプのフローリングワイパーを使うのもおすすめです。

シートは乾く前にビニール袋に入れて、口をしばって捨ててしまいましょう。

まとめ

アレルギー性鼻炎の予防は花粉症の予防と同じ方法で、アレルゲンである「ハウスダスト」を鼻の中に入れないようにすることです。

最も有効な方法は部屋の掃除で、掃除機やホウキを使うよりも水拭き雑巾で拭き取る方が向いています。

同じ理由でフローリングワイパーを使うときには、乾いたシートでなくウェットタイプのシートを使って乾く前に捨てましょう。

花粉症も辛いですがハウスダストは一年中なので本当に辛い症状ですよね。

晴れた日には窓を開けて、部屋のホコリをできるだけ屋外に追い出してしまってみてください。

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