虫歯予防、歯周病予防と歯に良いことで知られる重曹うがいですが、どうせうがいをするなら他の場所にも効果があるとうれしいですよね。
重曹うがいが風邪、口臭に効くかもしれないという耳寄り情報を手に入れました。
この記事では重曹うがいが虫歯や歯周病だけでなく、風邪や口臭にも効果があるかどうか丁寧に見ていきたいと思います。
重曹うがいとは?
重曹うがいは重曹を水またはぬるま湯に溶かして、うがいをすることです。
手軽に虫歯予防、歯周病を予防できる方法として、最近注目されているうがいのやり方です。
重曹うがいの作り方は?
水またはぬるま湯 コップ3分の2くらい
食用(薬用)の重曹 小さじ1/3くらい
重曹を水またはぬるま湯で溶きます。
これだけです。簡単ですよね。
水の量と重曹の量は、実際に使ってみて調節してみます。
ペットボトルなどに数回分、まとめて作ることもできます。
その場合は500mlペットボトルに水を入れ、重曹を小さじ1杯くらい入れて溶かします。
重曹にはどんな種類があるの?
重曹には3種類のグレードがあります。
1.薬用
2.食用
3.工業用
重曹は食用(または薬用)グレードのものを使うことがポイントです。
工業用グレードの重曹には界面活性剤が入っていて、口の中に入れられません。
少々値段が高いかもしれませんが、食用(薬用)の重曹を探しましょう。
重曹うがいが風邪を予防するって本当?
重曹には殺菌作用があるため、ただの水やぬるま湯でうがいするよりも重曹うがいをした方が風邪の予防に効果があります。
また重曹にはのどの痛みをやわらげたり、咳やたんをおさえる作用があります。
ただその効果はそれほど高いものではなく、風邪予防の基本は栄養、休息、流行っている所になるべくいかないことが大切です。
重曹うがいは水だけのうがいよりも効果が高いので、風邪予防のひとつとしてぜひ取り入れてみていただきたいと思います。
重曹うがいが口臭に効くって本当?
口臭が強くなる理由にはいろいろありますが、口の中が酸性に傾くと口臭が強くなってきます。
重曹は「弱アルカリ性」なので、重曹うがいをすることで酸性に傾いた口の中が中和されて口臭に効きます。
口臭の強いときに重曹うがいをするとスッキリするので、ぜひやってみてください。
口臭の原因は他にもいろいろあり、舌にコケが生えてしまう時に口臭が強くなったりします。
この時「舌ブラシ」でこする人がいますが、舌の表面を傷める心配があります。
舌ブラシを使う前に、重曹うがいを数日間してみてください。
重曹の殺菌作用で舌の表面がきれいになり、口臭が改善するのではと思います。
まとめ
虫歯、歯周病に効くと言われている重曹うがいですが、どうやら風邪や口臭の予防にも効果があるようです。
重曹に含まれる殺菌作用のため、口の中がきれいになるからなのでしょう。
重曹には軽い「研磨作用」があるため、歯ブラシや舌ブラシでゴシゴシとこするのはやめましょう。
歯の表面や舌の皮膚を痛めてしまいます。
重曹うがいは体に優しい予防法なので、水やお湯に溶かして使うのが正しい使用方法です。