妊娠初期に運動していいの?ジョギングはOK?

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ジョギングの人気が高まり、若い女性が長い距離を走るのを日課にするケースも多いと思います。

ところでスポーツ好きの女性が妊娠した場合、ジョギングなど運動はしてもいいのでしょうか?

特に妊娠初期は一般に流産しやすい時期と言われています。

この記事では妊娠初期に運動をしてもいいのかどうか、ジョギングはOKなのかどうか考えていきたいと思います。

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妊娠初期の流産の理由は?

妊娠初期は流産の多い時期と言われています。

8週ころに胎児の心拍が確認できると流産の危険がぐっと低くなるので、エコーで心拍が確認できるまでは誰もが心配です。

妊娠初期の流産は基本的に胎児側に原因があることが多く、染色体異常などのため胎児が正常に発育できない理由で起こるのが大半を占めます。

妊娠初期に運動していいの?

妊娠初期に軽い運動をするのは母体の健康を保つ上で奨励されています。

ウォーキング、ヨガ、マタニティースイミングなどは妊婦に人気があり、インストラクターのついている種目には安心感が持てます。

妊娠中に運動不足が続くと出産に必要な筋力や体力を保てず、苦労することになります。

10ヶ月の妊娠期間を通じて、妊婦は体力をつけていくことがのぞましい姿です。

ただし期間に関わらず妊婦の運動は「安全」最優先です。

妊娠初期にジョギングはOKなの?

妊娠初期のジョギングがOKかどうかは「人による」と考えています。

母体や胎児にとって安全が見込めるならOK、心配な要素があればやめておいた方がよいでしょう。

安全の見込みですが、まずかかりつけの産婦人科医に相談してからにしましょう。

問診や触診、エコーなど妊婦の体の状態を最も専門的に見れるのは産婦人科の医師です。

医師に反対されるようなら責任上の問題もあるのでやめておきましょう。

「交通や体調に注意して走るなら」と条件をつけた場合には必ず守りましょう。

またもう一つの安全の見込みですが、「妊娠前からある程度走れていたかどうか?」です。

妊娠と同時に太りすぎを指摘され、体重を少し減らすように言われた人が、走ったこともないのにダイエットのためにジョギングを・・・とケースでは誰が見てもおすすめできませんよね。

逆に中学高校と陸上部、社会人になってからも週に3回は早朝のジョギングを欠かさず・・・のような女性の場合には、普段から走ることが生活の一部になっています。

この場合妊娠の経過がよく主治医から反対されていなければ、健康や交通に気をつけてジョギングできるのではないでしょうか。

まとめ

昔は妊娠中に運動するのはNGとされていましたが、現在では軽い運動をして体力をつけるのが健康な出産のために望ましいと考えられています。

しかし妊娠は普段通りの体ではないため、思いもしないトラブルが起きることもあります。

医師からジョギングは問題ないと言われた人も、お腹のハリや出血などいつもと違う兆候がみられたときにはすぐにジョギングをやめて様子を見たり受診するようにしましょう。

また一人で走らず誰かと一緒にジョギングしたり、戻って来れないような遠くには決して行かないようにするなど安全に走れる方法を工夫してみてください。

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