有酸素運動であるランニングはダイエットに効果的ですが、朝と夜どちらに走るとより効果的でしょうか。
痩せたいなら朝走ろう
酸素を取り入れながら行う有酸素運動のランニングは、効率よく脂肪を燃やしてエネルギーに変えられること、運動による体温と基礎代謝の上昇が消費エネルギー量の増加をもたらすことがダイエットに有効な理由です。
痩せたいなら朝走る理由
運動によって自律神経の交感神経が優位に働き緊張状態になると空腹を感じにくくなり、朝走るとよりダイエット効果を得ることができます。
朝ランニングを実践している方は、夕方まであまり空腹を感じず過ごせるそうです。
走る前にやりたい2つの運動
走る前に、脚、お腹や背中にある大きな筋肉を動かし、筋肉を刺激する運動を取り入れると、ランニングの脂肪燃焼効果がより高まります。
スクワット。
走る前に、脚全体、背筋を使うスクワットを行うことをお勧めします。
真っ直ぐ前を見て、背筋が曲がらないように注意して太ももと床が水平になる位までゆっくり5秒かけて腰を落とすのが理想です。腰を落とした時に膝から爪先が少し見えたら正しい姿勢です。
また、膝が内側に入る内股になると効果が半減するので、膝も真っ直ぐ爪先と同じ方向を向くように意識して下さい。
姿勢を5秒キープ、ゆっくり5秒かけて元の体勢に戻します。これを5回行って下さい。
見えないゴムを引っ張る動き
天井から伸びている硬いゴムを引っ張るイメージで、息を吐きながらゆっくり上げた腕を引くと肩甲骨が刺激され、余分な脂肪を熱に変える褐色脂肪細胞が活性化し脂肪燃焼効果が高まります。
ゆっくり5秒かけて腕を引いて5秒キープ、5秒かけて元の体勢に戻します。これを5回行って下さい。
出勤前にランニングを行う「朝活」が増えています。よりダイエット効果が高まる2つの運動も取り入れて爽やかな空気の下走りましょう。