急な雪道はペンギンの歩き方を参考にすると滑りません。
もともと雪国に育った人は、凍った道を歩くときに滑らないポイントを押さえた歩き方になっていますが、雪のない地域で生活している人は気をつけないと危険です。
ペンギンの歩き方のすべらない歩き方を真似た、雪道で滑らない歩き方のコツをまとめていきましょう。
ペンギンの歩き方が滑らないワケとは?
ペンギンの歩き方はぺたぺたとかわいらしいですね。
歩幅が狭く、すり足で移動するので、よちよちとした印象になっています。
二足歩行で進むときは、片足で体を支えながら、もう一方の足を前に運ぶことを繰り返しています。
普段、ペンギンや人間が何気なくやっていることですが、片足になっている時に微妙にバランスをとりながら、足をすすめているのです。
人間の歩き方はペンギンと比べて、膝が大きく動き、重心の移動が大きくなります。
このため、雪道や氷の上では、重心が移動する時する時に滑りやすくなってしまいます。
ペンギンの様に、重心の移動が少ない歩き方をすると、滑りにくくなります。
実際に、東北や北海道などの雪深いところで育った人は、すり足で踏みしめる様に歩く事が多いのです。
雪道で滑らない歩き方
・すり足で足を高く上げない
・着地は足の裏全体で踏みしめる様に
・重心を低く膝を柔らかく使う
・支える足を入れ替えるときに地面をけりすぎない
・腕でバランスをとる
このポイントを取り入れて歩くと滑りにくくなります。
重心を低く保って、腕でバランスをとれる様にしておくと、足先が滑っても体勢を立て直すことが出来ます。
姿勢良く背筋を伸ばして歩くと、重心が高くなりますから、少しだけ前屈みになるようにお相撲さんのすり足稽古のイメージで安定感を保って歩きましょう。
また、北海道旅行などの場合には、滑り止めつきの靴を購入するか、靴にはめて使う滑り止めを使うと良いですね。
まとめ
○ 重心を低く保つためには背筋を伸ばすのは逆効果
○ すり足が基本。足を高く上げないことが、バランスの安定になる
○ ペンギンの歩き方をお手本にするのが滑らないコツ
北国の人を観察して見ると、上下に揺れて歩いている人がほとんどいません。
ペンギンほどひどくよちよち歩きではありませんが、雪道を歩くときには、足の裏全体ををしっかり着地させてから、次の一歩をだすイメージの歩き方です。
北海道では、靴そのものが滑り止め仕様となっていますから、周りの熟練者と同じに歩くのは難しいかもしれませんね。