ちょんまげの由来は権力者がハゲていたから?

ちょんまげ 由来_R

時代劇でよく見かける武士の髪型と言えば”ちょんまげ”ですね。

頭のてっぺんを剃って髷を結っているものや、現代のお相撲さんのように剃らずに髷を結っている人もいますが、江戸時代まではちょんまげが武士の髪型として標準でした。

どうしてあんな髪型が生まれたのか不思議ですね?

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髪型の移り変わり

日本の男性の髪型は、はじめは後ろに束ねるだけでした。



それが権力者が他の人との差別化を見た目で表そうと、横で束ねたり束ねる位置を上にしたり変化が起き始めました。

このとき、より上で束ねて強く見せたり、背を高く見せたりという意図で、頭の上の方で束ねるようになっていきます。

戦の多かった時代には、この髪型が広まって行きます。

朝廷や幕府という概念が現れて、”公家””武家””の違いが出てきました。

武家の権力者がハゲていたという事と、忠誠を誓う意味でも武士は頭頂部の髪を剃って髷を結うようになっていきました。

ゝ(ちょん)の文字に似ているという事で“ちょんまげ”と呼ばれるようになったのです。

元服の風習になっていった

この、頭を剃るという風習は、一人前の男として認める”元服”の際に儀式として行われるようになっていきます。

一人前の武士として、権力者に忠誠を誓うという決意を表す儀式として、頭頂部の毛髪を剃り落とすようになりました。

江戸時代には、権力者への服従を表すという意味を持った武士の髪型として一般的になりました。

浪人は決まった権力者に服従している訳ではありませんから、総髪が多いと言うことです。

本来こうした総髪の場合はちょんまげとは言わずに、ただの“まげ”です。

髪の毛を剃ることの意味

髪の毛を剃ることで忠誠を誓う、志が堅い事を見せるという一面があるのですね。

歴史の教科書で見かけるフランシスコ・ザビエルさんも、頭頂部がハゲていますが、これも煩悩を捨てて神に使える誓いの意味で、髪の毛を剃り落としていると言います。

キリストのイバラの冠を表してあのような丸いカッパのような感じのスタイルになっています。

お坊さんの場合は、すべて剃髪してしまいますね。

ちょんまげ 由来2

まとめ

見た目で気持ちや所属を表すという文化が剃髪や、”ちょんまげ”を生んだのですね。

本来のちょんまげとは、剃髪した部分(月代:つきしろ)があるものを指していましたが、時代が進むにつれ剃髪した部分がなくても、まげのある男性の髪型を”ちょんまげ”と呼ぶようになっていきました。

明治時代になると、”ちょんまげ”は文明人と対極に扱われるようになって、日常的には見られなくなりました。

時代劇では、意外な人がちょんまげがなじんでいて”まげイケメン”をかっこいいと思える事もありますね。

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