おならがよく出るのは健康な証拠だという人もいますが、お腹が張っている感じがしたり、臭いが強いおならがよく出るのは病気じゃないかと心配になりませんか?
おならがよく出る原因は?、心配な病気は?などにについてまとめていきましょう。
おならがよく出る病気は?
・腸内環境のバランスが崩れて異常な発酵が起きている
・消化管内で出血が起きている
・過敏性腸症候群
・ストレス、自律神経の乱れ
・呑気症(どんきしょう)
大腸がんの腫瘍が壊死したとき、腸内環境のバランスが崩れて異常な発酵が起きている時には、臭いがひどくなりがちです。
胃腸は、ストレスに弱く、精神的なつらさが自律神経の乱れを起こして胃腸の症状となって表れてきます。
ストレスで自律神経の乱れが起きると、便秘や下痢を繰り返す心身症の症状がでておならの回数も多くなるのです。
おならの成分は、ほとんどが口から飲み込んだ空気だと言われています。
早食いで空気を飲み込んでしまう以上に、ストレスで空気を飲み込んでしまう“呑気症(どんきしょう)”ですと、お腹にガスがたまりやすく、おならがよく出るのです。
言いたいことが言えずに飲み込んでしまう時にも、空気を呑んでいることが多いのです。
おならがよく出るのはどんなとき?
食事の時に空気を飲み込んでしまう時や、いもや豆など繊維の豊富な食べ物をたっぷり食べた後にも、おならが出やすくなります。
病気以外のおならは、多少お腹のハリがあっても臭いはそれほどではありません。
消化不良を起こしている時や、たんぱく質の多い食事のあとは、臭いが出やすく、ストレスで胃腸の働きが弱っている時には、張りを感じます。
よく噛んで味わって食べる、いも類など繊維の強い食事を遠ざけてみる、ストレス解消、自律神経を整える、ウォーキングを取り入れると、おならの回数は減ってきます。
特に呑気症がある場合には、ストレスを解消する事が飲み込む空気の量を減らすのに役立ちますから、工夫して見ましょう。
まとめ
○ おならの回数が増えるのは、空気を飲み込んでしまうのが原因
○ ストレスを発散して腸の動きをよくするとお腹の張りが改善される
○ ひどく臭う、タールの様に黒い便が出るときは腸からの出血が疑われる
おならの回数が増えるのは、いもや豆など繊維質の食べ物を食べたときや、食事の時に空気を飲み込んでいる、ストレスを感じている時です。
食事の内容に気をつけてゆっくり食べることで改善する場合が多く、ストレスではウォーキングなど適度な運動とストレス発散で変化します。
ひどく臭って便が黒い時には、潰瘍や腫瘍からの出血が疑われるので検査を受けましょう。