お中元を贈るのはいつが良いのかご存じですか?
お盆の行事に合わせて贈りたいので、本州と地方ではベストな時期が違っているのです。
社会人のマナー、お中元にまつわる豆知識を集めてみました。
お中元を贈るベストな時期とは?
東北・関東・北陸
北海道・東海・関西・中国・四国・九州
沖縄では、旧暦でお盆の日程が決まります。
2015年は、8月26日~28日ですから、26日までに贈りたいですね。
一般的には、「7月はじめから7月15日の間に贈る」と言うことで考えて良いでしょう。
お中元の意味とは?
日頃の感謝を込めて品物を贈る習慣が『お中元』です。
中国の旧暦で暦の区切りを『上元1月15日』『中元7月15日』『下元10月15日』としていますが、この『中元』が『お中元』の元となっています。
『中元』は、1年の半分まで無事に過ごせたことを祝い、先祖を供養する日としています。
日本では、両親や目上の人に日頃の感謝を込めて贈り物をする風習として根付きました。
お盆にご先祖様に感謝して供養すると意味合いも合わせて、『お盆までに贈る』と言うことが一つのマナーとなっているのです。
もし、時期がずれてしまった場合には、“暑中見舞い”として贈るといいでしょう。
予算や選び方は?
『お中元』は、親・親戚・お世話になった方に贈りますが、『お歳暮』のみに絞る方もいます。
どちらかを省略する場合は、『お中元』を省き、金額を高めにして『お歳暮』のみにします。
相手の関係性で、判断しましょう。
3000円から5000円程度の予算が相場と言えるでしょう。
お中元を贈ることで、相手に感謝の気持ちが伝われば良いので、金額だけではなく、受け取った相手が喜ぶものを考えたいですね。
お取り寄せ品も人気がありますが、日持ちや好みを考えて選ぶことがポイントです。
相手の家族構成や暮らしぶりを想定して品物を選びたいですね。
まとめ
気持ちを表すものですから、相手との関係性で贈る贈らないを考えてもいいのですが、半年、1年の節目を大事にして贈り物をするのは、感謝を表して縁をつなぐ事になります。
準備は早めに、そしていただいた時にはお礼状を出しておきたいですね。