苦いの薬の飲ませ方!

苦い 薬 飲ませ方
小さなこどもに苦い薬を飲ませるときに皆さんどうしていますか?

泣いているときに無理に飲ませて気管に詰まらせても大変ですし、頭を悩ませるところですね。

苦い薬の飲ませ方・・・、どんな方法が一番適した方法なのか調べていきましょう。

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苦い薬の飲ませ方のポイント

苦い薬の代表と言えば、マクロライド抗生剤。

マイコプラズマ肺炎や、蓄膿症など感染症に処方されることの多いお薬です。

抗生剤はバイ菌と戦ってくれるお薬ですから、確実に処方された日数飲ませたいですね。

ところが、食べ物に混ぜて与える場合には次のようなところに注意が必要です。

・乳製品と一緒に飲むと効果が落ちる
・酸味のあるものと一緒だと苦みがきつくなる
・胃で溶けるようにpH調節されているコーティングが溶けると苦みがきつくなる

薬剤師さんから、『牛乳と一緒に飲まないで』とか、『オレンジジュースで苦みが増します』といった説明を受けたときには、専用のお薬用のゼリーや、オブラートを使うのがオススメです。

薬剤師さんに確認して、特に食べ物との組み合わせに問題が無ければ、好きなものの中に入れたり、混ぜたりして飲ませると良いでしょう。

苦い 薬 飲ませ方

こどもの粉薬、飲ませかたいろいろ

基本の粉薬の飲ませ方

①手を洗い、手指を清潔にします。
②スプーンの上に粉薬をあけて、お箸で水滴を落とします。
③そのまま練るように混ぜて、ペースト状にします。
④指に取り頬の裏側に塗りつけます。

オブラートを使う飲ませ方

①浅い小鉢に水を入れておきます。
②粉薬を開封して準備をしてから、オブラートを水に浮かべます。
③水に浮かんだオブラートに薬をいれ、周りを箸などでたたむように包みます。
④水ごと飲み込みます。

練乳、チョコスプレッドを使う飲ませ方

①スプーンに適量とって、薬を加えます。
②更に、練乳やチョコスプレッドを足して、直接薬が舌に触れないようにします。
③スプーンでそのまま口に入れます。

水で溶いてスポイトを使う飲ませ方

①スプーンに半分くらいの水を取る。
②粉薬をあけ、①に振り入れ箸などで混ぜて溶かす。
③②をスポイトですわせてぴゅっと口に入れる。
*寝かせたままあげず、体を起こして与えてください。

薬の中には、pHや温度で質が変わるものもありますから、食べ物との組み合わせは薬剤師さんに確認しておきましょう。

また、コップ1杯のジュースに溶かすと、コップ1杯すべてを飲まなければ予定の分量を摂取出来ないという事になりますから、少量にしておきましょう。

苦い 薬 飲ませ方

まとめ

○組み合わせてはいけない食品がある場合は、専用のゼリーかオブラートを使う
○苦みの強い薬には、乳製品や酸味の強いものがNGな場合がある

処方された量をきちんと飲ませたいお薬ですが、一緒に摂取してはいけないものがないか、薬剤師さんに相談しておくことが大切ですね。

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