履歴書やエントリーシートを記入するときに、長所や短所を書かなければいけません。
「集中力がないって言われるんだけど、コレって短所だよね…。」
そんな風に困ったときには、短所を長所に言い換えてしまいましょう。
長所と短所はとなりあわせ
長所、短所というと、スッキリ短くまとめなければいけないという気がして思い浮かばない事がありますね。
・ひとつの事を掘り下げられない
・広く浅くいろいろなことに手を出してしまう
・気がつくと違う作業をしている
・周りの反応が気になる
こんなことに思い当たるなら、つい『集中力がない』と判断してしまうのではないでしょうか?
ネガティブなイメージで行動を判断すると、否定的な表現になって行きます。
コレを、周りの反応を見ながら臨機応変にひとつのことに固執せずにやっていけるというポジティブな見方をするなら、『好奇心旺盛』とか『適応能力が高い』と言った表現が出来ます。
行動の特徴を好意的に見るか、~が出来ていないとう否定的な見方をするかで印象が変わってくるのです。
短所を長所に言い換える技
・のろま、のんびり屋⇒落ち着いている、余裕を持って行動する
・せっかち、短気⇒決断が早い、てきぱきとしている
・口下手、会話が苦手⇒聞き上手、言葉を選んで話す事が出来る
・おしゃべり、軽薄⇒ムードメーカー、明るい性格
・暗い、無口⇒熟考するタイプ、口が硬い、ものごとに慎重に対応する
・ハッキリしない、優柔不断⇒周りに合わせられる、やさしい
・空気が読めない、マイペース⇒信念を通す、自分らしさを大切に出来る
こうして見ると、どんなことでもポジティブに捉えてさえいれば、短所となるものがないほどです。
アピールしたい場面では、自分の個性を相手の求めている人物像に近づけて表現していきましょう。
集中力がないと自分で感じていた部分も、いろいろな事に興味を持つとか、こだわりがないという風に捉えると、決して悪い事でもないのです。
また、他人に対してもこうした言い換えがスムーズにできると、イライラせずにすみますし、後輩指導などでは、ポジティブな見方で相手を伸ばすことが出来る人になれます。
まとめ
○短所と長所は隣り合わせなので、ポジティブに捉える習慣を持とう
○ポジティブな言い方で個性を表現出来ると、自己肯定感が高まる
○他人に対してもポジティブな表現を使うのは、育成効果が高まる
短所だと感じてきたことが、ポジティブな見方をする事で自己肯定感を伸ばすのに役立ちます。
円滑な人間関係にもやくだつスキルと言えるでしょう。