朝の目やには何が原因?キケン度の高いのはこんな時!

朝 目やに 原因
朝の目やにで目が開かない!なんて体験をすると、なにかいけない病気が隠れていたらと心配になりますね。

朝の目やにの原因と、病気が隠れていないかの判断のポイントをまとめて見ましょう。

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目やにの原因ってなに?

人の目は、目の中に入ったほこり、ウィルスや細菌などの異物を排出する機能を持っています。

普通の涙よりもすこし粘りのある液体がまぶたの裏から出ていますが、この液に絡めるようにして鼻につながる管に流れていくようになっています。

鼻にたどりつくと、鼻くそになるのですが、寝ている間は、目を閉じたままですし、朝、目頭やまつげのあたりにたまって目やにとなるのです。

ですから、目にほこりや異物がはいったり、ウィルスや細菌に感染すると目やにが多くなります。

キケン度の高い目やにの見分け方とは?

・通常の新陳代謝によって出来る目やに⇒乾燥した黒ずんだ感じの目やに(キケン度は低)
・感染症を起こしているとき⇒どろっとした黄緑がかった目やに(キケン度は高)
・アレルギー性結膜炎⇒サラサラで白っぽい~透明な目やに(キケン度は中)
・ウィルスに感染している⇒どろっとして白っぽい~透明な目やに(キケン度は高)

どろっとしている場合には、細菌に感染していたり、炎症を起こしていると考えられ、キケン度が高まります。

ウィルス性結膜炎を引き起こすアデノウィルスは型によって、流行性結膜炎になるケースと、咽頭結膜熱になり、のどの痛みや発熱を引き起こすケースがあります。

炎症が強い場合には、しばらく濁りが残ることもあり、適切な治療を早めに受けておいた方が良いでしょう。

流行性結膜炎は、タオルや手指を介してうつしてしまうことがあるほど感染力が強く、学校保健法でも出席停止の措置が取られる病気です。

家族にうつしてしまうことも多いので、タオルを共有しない、手指を清潔に保つなどの注意が必要です。

また、コクサッキーウィルスが原因の場合は急性出血性結膜炎と呼ばれ、白目から出血する事もあります。

朝 目やに 原因2

目やにを減らすためには?

・清潔を保つ
・目元を手でこすらない
・コンタクトレンズの扱いに注意する
・適度に休養を取り、体力低下を防ぐ
・アレルゲンに触れないようにする

特にコンタクトレンズを使っている場合には、1日タイプ、1週間など使用期限を越えて使わない、手入れを確実にするといったことに神経を使いましょう。

アレルギーを持っている場合には、ゴーグルで花粉などのアレルゲンとの接触を防いだり、目薬を使うなど症状を抑える方法を取り入れましょう。

まとめ

○ どろっとした目やにがたくさん出る流行性結膜炎、咽頭結膜熱は病院にかかり適切な治療をしよう
○ 清潔を心がけて細菌やウィルスに感染しないようにしよう

炎症の程度が強い場合や、繰り返す場合、角膜に濁りが生じるなど障害が出ることが心配されます。

粘りのある目やにがたくさん出て、目が充血している場合には、重傷化させないためにも早めに病院にかかりましょう。

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