ゴーヤはグリーンカーテンとしても注目の育てやすい野菜ですね。
ツタで大きくなり茎や葉も食べられますし、収穫したゴーヤでゴーヤチャンプルーなどが楽しめるところも魅力です。
家庭でのゴーヤの育て方や時期など、まとめて見ましょう。
ゴーヤの基本的な育て方
ゴーヤはツタで大きくなりますが、棚作りをしなくてもネットを渡すだけでもしっかり育ちます。
マンションのベランダ栽培にも向く野菜です。
<準備するもの>
・ゴーヤの種または、苗
・プランター(60㎝×30㎝で2株が目安)
・培養土(野菜の土を利用すると便利)
・支柱・ネット(伸びてきたらネットを張って誘引させます。)
植える株数が少ないときは、苗を使うと手軽に植えることが出来ます。
種から栽培するときには…
・種を水につけて沈んだ種を使い、とがった方を下になるように蒔くと発芽しやすい
・ポットに3から4粒点蒔きする
肥料などすべてがブレンドされている『野菜の土』を使う場合はそのままでもOKですが、堆肥や化成肥料、苦土石灰を自分で混ぜ合わせて土を調整する場合には、1ヶ月前に土作りを済ませて、2週間前に元肥を入れて準備をしておいたものを使いましょう。
ゴーヤの育て方・管理の仕方
ゴーヤの栽培時期は…
4月上旬に種まき、苗の定植は5月中旬というのが中間地での目安です。
冷涼地では、10日ほど遅く、暖地では10日ほど早めるイメージとなります。
収穫時期の目安は、7月から9月いっぱい、暖地であれば10月上旬までとなります。
株間を30㎝ほどあけたいので、長さ60㎝、深さ30㎝の大型プランターに2株の目安で定植します。
ツルが出てきたら、支柱とネットで誘因して行きます。
このときV字にして行くとスペースが有効に使えます。
実がつきだしたら、化成肥料を2週間に一度10g程度プランターの縁に沿って与えます。
実のつけすぎは株を弱らせる?
実を熟したまま放置したり、整枝せずに育てていると、元気がなくなってしまうことがあります。
ツルの勢いがなくなってきたら、一度実を早取りしてリセットしてあげると元気を取り戻す場合もあります。
水はけが悪い、風通しが悪い、日当たりが悪いといったことで、元気がなくなることもあるので、様子を見て手入れして行きます。
まとめ
○ゴーヤの栽培を始めるなら、3月中旬に土作り、4月上旬に種まき、5月中旬までに定植
○実の収穫は、7月から9月いっぱい
夏のグリーンカーテンとして利用したなら、温かくなってきた頃に栽培をスタートさせた方が良いようですね。