暑中見舞や残暑見舞いはいつ出すもの?ご挨拶のマナー

暑中見舞い 残暑見舞い いつ
夏の暑さを気遣って友人知人や、取引先やお客様などに出す暑中見舞いや、残暑見舞い。

ご挨拶としてお中元の御礼をかねて出したり、普段連絡を取る機会の少ない相手に、結婚・出産・引っ越しなど近況の変化をお知らせするのに利用出来ますね。

暑中見舞い、残暑見舞いを出す時期の目安や、押さえておきたいマナーなどまとめてみましょう。

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暑中見舞い・残暑見舞いはいつ出すもの?

『暑中見舞い』梅雨が明けてから立秋前まで

『残暑見舞い』立秋から8月いっぱいまで 

立秋はその年によって多少変わり、2015年の立秋は8月8日、2016年の場合は8月7日です。

夏至と秋分の中間に当たる立秋は、最も暑さの厳しくなる時期なので、暑中見舞いと残暑見舞いの分け目になっていると考えるとナットクですね。

暑中見舞いの返信が、都合で立秋を過ぎてしてしまった場合には、残暑見舞いとしてだすのがいいでしょう。

どんな文面出を出すか違いはある?

「体調にはくれぐれもお気をつけください」
「どうかご自愛ください」

といった表現が文章の締めくくりに良く使われます。

暑中見舞いや、残暑見舞いでは一般的な手紙と違って、文章の頭の『拝啓』、おしまいの『敬具』は使いません。

『暑中見舞い』
書き出しは、「暑中お見舞い申し上げます。」で、終わりに「平成○年盛夏」とします。

暑さが増す中、相手を気遣う文面を基本に、近況を添える、お中元の御礼といった内容が一般的です。

『残暑見舞い』
書き出しは、「残暑お見舞い申し上げます」で、終わりに「平成○年晩秋」とします。

立秋を過ぎてもなお暑さが続く中、相手を気遣う文面を基本に、近況を添える、お中元の御礼といった内容が一般的です。

暑中見舞い 残暑見舞い いつ2

暑中見舞いや残暑見舞いのマナー

気楽な友人、知人にはあなたらしさが表れるデザインのイラストが入ったものや、近況を伝える画像が入ったものが良いでしょう。

目上の方や仕事関係の方には、落ち着いたフォーマルなデザインに、改まった言葉使いで相手を気遣う文面になるようにしましょう。

年賀状は、喪中の相手には出しませんが、暑中見舞いや残暑見舞いでは、四十九日を過ぎていれば気にする必要はありません。

年賀状は新年を祝う意味合いのものですが、暑中見舞いや残暑見舞いはご挨拶という意味合いだからです。

まとめ

○『暑中見舞い』梅雨が明けてから立秋前(8月8日頃)まで
○『残暑見舞い』立秋(8月8日頃)から8月いっぱいまで

どんなに残暑が厳しくても、立秋以降は、残暑見舞いとして書くのが常識なのですね。

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