タクシーとハイヤーって使い分けていますか?
「乗用車に料金を払って乗せてもらうのがタクシーとかハイヤーだよね…」
イメージがかぶっているので、区別がわかりにくく説明しにくくありませんか?
タクシーとハイヤーの違いをまとめて見ましょう。
タクシーとハイヤーの違い
タクシーとは…
街を流したり、タクシー乗り場で待機してお客さんを乗せます。
見た目が目立つ方が、お客さんにアピールできるため、一般車よりも派手な色の車両が多くなっています。
乗車時から、降車時までメーターによって料金が決まります。
ハイヤーとは…
予約して来てもらい、”車両の出庫から帰って入庫するまでの時間”で料金が設定されています。
ハイヤーとは『雇う』という意味を持つ言葉で、出庫してから帰って入庫するまでの時間運転手さんと、車を雇っているというイメージになります。
事前に乗務員を知らせる必要がある官公庁や、一部の企業への送迎に対応出来ますし、高級車両が使われている点がタクシーとの違いになります。
ハイヤーが利用されるのはどんなとき?
ハイヤーはタクシーよりも格式を重んじられるシーンでの利用に使われています。
○会社役員の専属送迎車
○空港へVIPの送迎
○ゴルフなどお取引先との接待での送迎
○結婚式やパーティーの送迎
○仏事での移動手段
高級車両を使い、特別感のある移動手段として使われているのがハイヤーと言うことですね。
タクシーでも予約制で送迎をお願いする事が出来ますが、高級感、特別感、格式といった点で差が出てきます。
専属契約の会社役員の送迎車もハイヤーになります。
料金を比べてみると…
地域によっても違いますが、タクシーの場合、初乗り料金が550円~730円。
無線配車を利用すると予約料が上乗せ(400円程度)されることがありますが、車両は街乗りのタクシーと変わりません。
日本交通の料金シミュレーションを使って羽田空港から都心の利用料金を調べて見ました。
・タクシーでは、5,770円
・ハイヤーでは、18,000円~(駐車料金・高速料金を入れるともう少し高額になる事もアリ)
ハイヤーは割高に見えますが、ネームボードを使ったお迎えをしてくれますし、お客さまをVIP待遇でお迎えすることが出来ます。
まとめ
○タクシー:気軽な移動手段としていろいろなシーンでの利用にオススメ
○ハイヤー:接待など特別感が欲しい、格式の必要なシーンでの利用にオススメ
タクシーとハイヤーの違いは、高級感とサービス内容にありました。
ハイヤーは、『エグゼクティブクラス』、『VIP待遇』と言う場面で使われるのですね。