スナック菓子の代表とも言えるポテトチップス。
誰もが一度は食べたことがあるでしょう。
しかしポテトチップスを開けたのはいいものの、食べきれなかったことはありませんか?
そんな時に役立つ、正しい保存方法をご紹介します。
その方法は「空気を抜いて密閉する」です。
当たり前だ!と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、普段クリップやテープで適当に留めてしまっていませんか?
これではポテトチップスの味を損ねてしまうのです!さらには、ポテトチップスの成分が有害物質に変化してしまいます!
一体どういうことなのでしょうか。
これは「ポテトチップスが酸化してしまう」ということなのです。
開封前のポテトチップスには、空気ではなく窒素が充填してあります。そのため、製造後から開封までのポテトチップスの酸化を防ぐことができます。これにより、出来立ての味をいつでも食べることができるのです。
しかしポテトチップスを開封してしまうと、空気に触れることで酸化が進んでしまいます。
そして、ポテトチップスの油分が空気中の酸素と反応することで、過酸化脂質に変化します。
これによってポテトチップスの味が落ちてしまうのです。
さらに過酸化脂質は発がん性物質でもあり、人体に悪影響を及ぼします。
このようなことから、ポテトチップスは正しく保存することが必要です。
子供から大人まで、皆が大好きなポテトチップス。
正しく保存し、最後までおいしく食べましょう!