世の中には平気で嘘をつく人がいるものです。
嘘をつかれていい気のする人はいないと思いますが、嘘をつく人の特徴を知っていれば、騙されて嫌な思いをせずに済むかもしれません。
また、嘘をつく人に共通する心理についてもご説明します。
嘘をつく人の特徴
嘘をつく人の特徴として、いくつか共通した仕草がありますので、ご紹介します。
視線が定まらず、手が泳ぐ
嘘をついている時はそわそわとして落ち着きがなくなります。
そのため、視線があちこちに移動して、手の位置もコロコロ変わり、髪や顔を触ることが増えます。
特に、鼻を触る時は何か隠し事をしていることが多いそうです。
返事の調子が軽く早口になる
相手の言ったことに対する返事が軽いうえに早く、早口で話すときにも、嘘を疑ったほうがいいでしょう。
話しを早く終わらせて、ボロを出さないように、という心理も働くようです。
聞かれた質問を繰り返す
嘘をついているときは、話のつじつまを注意して合わせなければなりません。
そのため、質問されたことを繰り返し聞き返すことで、とりあえず時間稼ぎをするのです。
別のことをしながら話す
嘘をついているときは、わざと他の作業をしながら話すことが多いようです。
こうすることで、視線をしっかり合わせる必要がなくなり、後ろめたい気持ちをごまかすことができるためです。
視線が右上を向いていることが多い
右利きの場合、左脳で嘘を考えるので、自然に視線が右上を向くことが多くなります。
話が行き詰まった時に視線が右上を向いていれば、必死で嘘を考えているのかもしれません。
嘘をつく人の心理
嘘をつく人の心理として次のようなものがあると考えられます。
・自己顕示欲が強い人が多い。
・常に他人に認めて欲しいという思いがあり、誰かに気にして欲しいと思っている。
・相手より優位に立ちたいだけでなく、相手から良く思われたい
・本当の意味で自分に自信が持てず、傷つきたくない
このような人はそこそこの優等生であることが多く、小さい頃から頑張り屋のいい子であり、周囲からもそうであることを期待されて育っています。
しかし、根本的なところで自分に自信を持つことができないため、ありのままの自分でいる事に耐えられず、嘘をつくのです。
常に嘘をつく人はだんだん嘘をついているという感覚が麻痺して、しだいに嘘をついているという自覚もなくなります。
嘘をつき続ければ周囲からの信頼もなくし、結局いいことは一つもないので、ある意味気の毒なようですが、だからと言ってその嘘に巻き込まれる必要もありません。
嘘をつく人の特徴をつかんで、接し方には気をつけるようにしましょう。